学校日記

『校長室のひとりごと』NO.92

公開日
2017/09/12
更新日
2017/09/12

校長室コラム

1.月曜の部活動完全休養日の設定
2.金曜の放課後フレキシブルな使い方
3.教職員の超過勤務問題の改善
を目的とした『フレキシブル時間割(月曜7時間部活動なし・金曜4時間給食あり)』を2学期早々2週間試行しました。
 2回試行した結果、
1.⇒28(月)7時間目は『いじめアンケート』を取り、その後は部活動もありませんので教員全体が職員室の中でああだこうだと『報連相』を行いながら、いい形で連携を取っていた様子が印象に残りました。9/4(月)は6,7時間目を連続して道徳に充て、授業を深めたりする工夫もみられました。
2.⇒翌日29日(火)は金曜日の代替で、放課後は『いじめアンケート』を基に、早期対処を念頭に教育相談に当たったことも効果ありと見ています。9/8(金)は図書館開放や学年の取組に時間を当てたところもあり、余裕を持って子どもたちに接することができたように感じています。
3.⇒8/28(月)、29(火)、9/4(月)、9/8(金)の4日間の取組を見れば、20:00超え退勤はゼロとなり、所期の目的を達しています。希望する17:00代退勤は全体の7割以上の方ができている傾向がみられました。教員の健康管理を促進するとともに、ひいては子どもたちに対する余裕も生まれ、より良い教育活動が見込まれます。

 私自身も30人程度の子どもたちに直接感想を聞いていても、負担感はあまりなく「いいと思っています」という感想が大半でした。また、9/6(水)のPTA実行委員でも「メリハリがついていいのではないですか」「慣れていくともっと良いようになると思います」という肯定的な意見をいただきました。
 
 以上のことより、『フレキシブル時間割の後期実施』に向けて前向きに進めていきたいと考えています。
 更に精度を高めるために、子どもへの調査とともに、保護者の意見もパブリックコメントとして聴収したいと考えています。意見は電話でもどんな形でも結構ですが、9/15(金)17:00までに、寄教頭若しくは小野首席まで、よろしくお願いします。