学校日記

4月1日 新元号「令和」と共に、着任しました No.1

公開日
2019/04/02
更新日
2019/04/02

校長室コラム

麗春の候、地域・保護者のみなさまにおかれましてはご健勝のこととお慶び申しあげます。平素は、本校教育にご支援とご理解をいただき誠にありがとうございます。

藤井校長先生が築かれた白鷺中学校を引き継ぎ、4月1日より着任した、大阪市立白鷺中学校 校長 進藤 文代です。よろしくお願いいたします。

 4月1日に新元号が「令和」と発表されました。出典は現存する日本最古の歌集「万葉集」です。

梅花(うめのはなの)歌(うた)三十二首の序の部分

「初春の令月にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」

(現代語訳)初春の良い月、気は麗しく風穏やかだ。梅の花は鏡台の前のおしろいのような色に開き、蘭は腰に付ける匂い袋の後に漂う香のように香っている。

寒い冬をこえ、梅の花が咲き、蘭の花の香りも華やかに匂う、春爛漫。まさに、創立
50周年を終え新たに時を刻む白鷺中学校の今年を象徴しているようです。どの花も一輪一輪違いますが、美しく自分らしく咲きます。それは、白鷺中学校の生徒一人一人の個性が輝き、夢をかなえる姿でもあるように思います。

 本校の校訓である「そうぞう力」「思いやり」を大切にして、一人一人が魅力ある生
徒の育成に取り組みたいと思います。本校の伝統を大切にしながら、教職員一同、地域
保護者のみなさまと共に、子どもたちの笑顔あふれる学校づくりをしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2019年4月2日 大阪市立白鷺中学校 校長 進藤 文代