本日の献立/5月17日(金)
- 公開日
- 2024/05/17
- 更新日
- 2024/05/17
今日の給食
献立名 ・ケチャップ煮
・ベーコンと三度豆のソテー
・キャベツのバジル風味サラダ
・コッペパン、バター、牛乳
栄養価 エネルギー 755kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 27.1g
☆バター(牛酪)☆
バターの歴史は古く、紀元前3500年ごろのメソポタミアの石板にバターらしきものを作る人の姿が描かれているほか、聖書にも多くの記述がみられるそうです。日本では牛乳を煮詰めてつくった「蘇(そ)」というものが8世紀ごろに伝わり、これがバターやチーズに近いものだったとされています。その後、徳川吉宗(1684〜1751年)が、「ぼうとろ」や「白牛酪(はくぎゅうらく)」の名でわずかに生産していたようです。本格的に製造されるようになったのは、明治時代になってからで、福沢諭吉が1870(明治3)年に刊行した「肉食之説」にもバターのことを「消化を助ける妙品なり」として紹介しています。そして、1872(明治5)年に東京の麻生の農場で試験生産されたのち、1885(明治18)年ごろから工場での生産が始まりました。
成分のほとんどは、脂肪となっていますが、ビタミンAも多く含まれています。特有の香りが好まれ、様々な料理や菓子類、加工食品の材料として使用されています。
今日の給食では、キューブ型のバターをコッペパンに添えています。