本日の献立/9月13日(金)
- 公開日
- 2024/09/13
- 更新日
- 2024/09/13
今日の給食
献立名 ・一口がんもと里芋のみそ煮
・牛肉と野菜の炒めもの
・みたらしだんご
・焼きのり
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 807kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 19.0g
☆お月見☆
今年の「お月見」は、9月17日です。これは、旧暦の8月15日の十五夜の月を鑑賞する行事で、この日の月を「中秋の名月」と呼び、一年で最も美しいとしています。
美しい月を鑑賞する習慣は、縄文時代にはあったといわれ、この日の月見の風習は平安時代の貞観年間(じょうがんねんかん/859〜877年)に中国から伝わったとされています。そして延喜(えんぎ)19年(919年)には、日本独特の旧暦9月13日の十三夜の月見も催されるようになりました。当初は、貴族社会での行事で、歌や音楽とともに酒を楽しむといったものでしたが、室町時代のころから徐々に簡素化され、月を拝み、お供えをする行事へと変化していったようです。一般庶民にも広がりを見せたのは江戸時代になってからのようで、里芋などの季節の収穫物や団子などをお供えするようになりました。供え物の団子は、関西では里芋の形をあらわしたもの、関東では球形のものが使われますが、そのころから違いがあったようです。
ところで、十五夜の月は満月と思われている方が多いようですが、実は前後にずれることがあります。旧暦は月の満ち欠けをもとにし、新月の日を一か月の始まりとした暦で、その15日目が十五夜となります。このとき月の満ち欠けは、太陽と地球、月の位置関係によっておこります。月が地球を回る公転軌道はやや楕円を描いており、地球に近い時と離れた時では地球の引力により月の公転速度が変化し、必ずしも月と太陽が地球を挟んで反対側になる位置関係、いわゆる満月になる日が同じ日になるとは限りません。このことから新月から満月までの日数は時期によってずれが起こり、13.5〜15.6日となります。そして、満月の日が14〜17日目となり、前後にずれが生じます。今年の場合は、十五夜の次の日、9月18日(十六夜/いざよい)が満月となります。
今日の献立では4日前で少し気が早いかもしれませんが、お月見の日にちなんで里芋や団子を献立に加えています。