本日の献立/2月6日(木)
- 公開日
- 2025/02/06
- 更新日
- 2025/02/06
今日の給食
献立名 ・鰯のしょうがじょうゆかけ
・含め煮
・いり大豆
・焼きのり
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 715kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 15.7g
☆節分☆
節分は、本来季節の変わり目を意味するもので、「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の前日のことをいいます。したがって、1年間に4回あり、季節の変わり目には「鬼」、すなわち「邪気」が生ずると考えられ、それを払う行事が行われてきました。とくに立春の前日には、昔から、豆まきのほか鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝にさして戸口に立てるなどの習慣があり、これが今の時代にも引き継がれてきています。
今年の節分は、2月2日でいつもより1日早いと思われた方もあると思いすが、これは今年の立春が2月3日になっていたためです。立春の日は、古代中国で成立した二十四節気(にじゅうしせっき)という暦により決められています。この二十四節気は太陽の周りをまわる地球の動きがもとになっており、現代の日本の立春は、国立天文台の観測により、太陽黄経が315度になった瞬間が属する日と決められています。ここで、一年は365日としていますが、実際に地球が太陽の周りを公転する周期は、約365.2422日で、365日と6時間弱になります。この6時間弱の差を調整するために2月に日数を1日増やす閏年(うるうどし)を設けています。このように一年の日数と実際の公転周期にずれがあるため、二十四節気で定められたそれぞれの節気の日付は変化することがあります。最近では2021年の立春が2月3日となっており、その後2056年まで当面の間はちょうど4年ごとの閏年の次の年に2月3日が立春になります。そして、その年には節分も2月2日になるということになります。
話は変わって、大阪市の学校給食の行事献立がその行事と違う日に実施されることが多いですが、これは公転周期とは関係なく、物資調達の都合により、全市一斉に同じ献立を実施できないため、市内を4ブロックに分けてそれぞれ実施日をかえているためです。このため、今年の節分は、2月2日でしたが、今回の節分の行事献立は、たいへん遅くなり、本日の実施となりました。その他の行事献立でも実施日がずれることが多いですが、こういう理由があるということをご理解いただけたらありがたいです。
各ご家庭でも、色々な形で節分の行事を実施されたかも知れませんが、今日の給食では、鰯を焼いてしょうがじょうゆをかけた料理と、いり大豆を献立にとり入れ、節分の行事食としました。