学校日記

本日の献立/9月22日(月)

公開日
2025/09/22
更新日
2025/09/22

今日の給食

献立名 ・鶏肉の塩こうじ焼き
    ・きゅうりの甘酢あえ
    ・さつまいものみそ汁
    ・ソフト黒豆
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 732kcal、たんぱく質 32.0g、脂質 15.9g

☆塩麹(しおこうじ)☆
 「麹(こうじ)」というのは、蒸した米、麦、大豆などに麹菌(こうじきん)を付着させて培養したものです。日本では古くから、みそ、しょうゆ、清酒などをつくるために使われ、日本の食文化には欠かせないものとなっています。また、日本では主に米を使用した麹を使うため、漢字で「糀(こうじ)」の文字を使用することもあります。これは、蒸した米に麹菌がふわふわした菌糸をはやしている様子が、花が咲いたように見えることからできた漢字だそうです。
 これらをつくるための麹菌(日本麹かび)は国菌(国の菌)として認められています。最近、問題になった紅麹も麹菌(麹かび)の一種ですが、こちらは中国や台湾で古くから使われてきたもので、日本の発酵食品に使われるものとは別種になります。
 「塩麹」は、みそやしょうゆと同様、古くから伝わる日本古来の発酵調味料です。主に漬け床として利用されてきたもので、米麹に塩、水を加えて発酵室で熟成させてつくります。麹菌がつくりだした酵素にはたんぱく質を分解する作用があることから、肉や魚などの食材を柔らかくし、旨味をひきだすほか、生臭さや青臭さを抑えるなど、料理をおいしくする効果があります。
 今日の給食では、大阪市内の会社で製造された塩麹を鶏肉の下味として使用しています。