学校日記

12/15(月)全校集会

公開日
2025/12/15
更新日
2025/12/15

学校日記

冬らしいよく冷えた朝を迎え、定例の全校集会が行われました。

教頭講話の後、生徒会執行部からPBC(ペットボトルキャップ)回収運動の最終期日が12月17日(水)である旨の連絡がありました。

教頭講話の内容は以下のとおりです。


おはようございます。



 



みなさんは、「失敗したくない」と思ったことはありませんか。

テストで悪い点を取ること、試合で負けること、人前で間違えること。

誰でも、失敗はできるだけ避けたいと思うものです。



でも今日は、少し見方を変えた話をしたいと思います。





実は、大きな成功の裏には、必ずたくさんの失敗があります。



これは、教師である私自身にも当てはまります。

実は私も、教頭になって1年目の昨年度は、失敗の連続でした。



仕事の優先順位や解決法が分からず、

先生方や事務室の浅野さん、管理作業員さんたちに迷惑をかけてしまったことがたくさんあります。

時には叱られることもありました。

正直に言えば、「自分は向いていないのではないか」と思ったことも何度もあります。



それでも、そのまま投げ出すことはしませんでした。

叱られた理由を考え、同じ失敗をくり返さないように工夫しました。

分からないことは素直に聞き、少しずつ仕事を覚えていきました。



今振り返ると、あの1年目の失敗があったからこそ、

今の自分があるのだと思っています。



 



スポーツで活躍している選手も、

最初からうまくできたわけではありません。

何度も負けて、悔しい思いをして、そのたびに練習を重ねています。

成功している人というのは、

失敗しなかった人ではなく、失敗してもやめなかった人です。



 



これは、みなさんの学校生活も同じです。

テストで思うような点が取れなかったこと。

部活動で試合に負けたこと。

友達との関係で、うまくいかなかったこと。

どれも、決して無駄な経験ではありません。



ここで、みなさんに一つ伝えておきたいことがあります。

ここにいる先生たちは、みなさんに失敗してほしくないと思っているのではありません。

挑戦して、失敗して、そこから学ぶことを応援しています。



もちろん、危ないことや、人を傷つけることは止めます。

でも、真剣に取り組んだ結果の失敗については、

「次はどうするか」を一緒に考えたいと思っています。



私が教頭1年目に失敗を重ねたときも、



厳しく叱られることはありましたが、



見捨てられたことは一度もありませんでした。

同僚の皆さんが、成長するまで支えてくれました。



だから、みなさんも安心して挑戦してください。

失敗したときは、一人で抱え込まず、周りの友だちや先生たちを頼ってください。



最後に、もう一度伝えます。

失敗は、成功に向かう途中にあるものです。

今の失敗は、将来の自分を強くする経験になります。



わたしたちは、みなさんの挑戦を、これからも応援しています。



 



日の暮れるのがますます早くなってきました。部活動の帰り等、出来るだけ明るい道を選び、複数人で気をつけて帰ってください。