3/13(金)卒業証書授与式
- 公開日
- 2026/03/13
- 更新日
- 2026/04/08
学校日記
第78回卒業証書授与式が行われました。 凛とした3年生の最後の姿を、しっかりと目に焼き付けた2・1年生の引き締まった顔つきが印象的なよい式となりました。
校長先生の式辞は以下のとおりです。
式辞
厳しい寒さも和らぎ、柔らかな春の日差しが感じられ、いつの間にか桜のつぼみが膨らみはじめる季節となりました。
本日はこの良き日に、第78回卒業証書授与式を挙行するにあたり、公私ともにご多用の中、多数のご来賓の皆様方にご臨席を賜り、高いところから恐縮ではございますが、教職員を代表し、卒業生・保護者の皆さまとともに厚くお礼申しあげます。
保護者の皆様方、お子さまのご卒業、誠におめでとうございます。思春期の難しさを抱える中学校の3年間、温かく、時には厳しく見守り、支え続けてくださった保護者の皆様方には、深く敬意を表すとともに、ご卒業を心からお祝い申しあげます。
さて、卒業生の皆さん、改めましてご卒業おめでとうございます。今一人ひとりに卒業証書を手渡しました。手渡した時に、一人ひとりの表情に、晴れやかさと共に、新たな出発への決意が感じられ、とても嬉しく思いました。
また、卒業証書を受け取る皆さんの目は、中学校3年間、義務教育9年間の学びを得て、立派に成長した自信と誇りが感じられ、本校78期卒業生として、長吉中学校の歴史に確かな栄光の足跡を残してくれました。
思えば3年前、期待と不安が入りまじる中で始まった皆さんの中学校生活は、決して平坦な道のりではなかったはずです。
勉強や部活動など、やりたいことが思うようにいかなかったり、時には友だちや家族の人と気持ちがぶつかり合ったり、先生に叱られたりしたこともあったでしょう。
でも、そのようなとき、皆さんは仲間とともに支え合い、励まし合いながら、直面する1つひとつの壁を乗り越え成長してきました。
特に学校行事を通しての成長は目覚ましいものがありました。班員と協力し自らの役割を実行することができた修学旅行や校外学習、自発的に休み時間や放課後に集まり練習を重ね、心を1つにして取り組んだ体育大会や合唱コンクール・文化発表会など、どれもが皆さんの成長を後押ししてくれました。
このようなたくさんの経験を通して、失敗を繰り返しながらも心の力をつけ、全員で温かい集団を作ることができました。
これからの予測困難な社会を生き抜くためには、一人ですべてを考え、身に付けることは非常に難しく、自分が持っていない力を、持っている人たちと協働して、チームとして乗り越えていく力が必要になってきます。
そこで、卒業する皆さんへ、大切な言葉を1つお伝えします。それは一期一会という言葉です。
一期一会とは、一生に一度きりの機会や出会いを意味する言葉です。しかし、たとえ毎日会う相手でも、お互いに誠意を尽くし、二度と訪れないこの瞬間を大切にしよう、ということを示す言葉でもあります。
私自身は今年度の途中から長吉中学校の校長を務めることになりました。初めはとても不安な気持ちを毎日いだいていましたが、卒業生の皆さん、在校生の皆さんに、いつも笑顔で接してもらい、たくさんの元気をもらいました。
また、ここにいる教職員の皆さん、これまで関わりのあった多くの先生方からたくさんのお声がけをいただき、助けていただきました。
だから、私はこれまでの出会い、そして、長吉中学校での出会いには感謝の気持ちでいっぱいで、今後も大切にしていこうと思っております。
卒業生の皆さんは、この長吉中学校で、クラスメイト、部活の友だち、親友など多くの人との出会いがあり、楽しいことや辛いことも共に過ごしてきたと思います。これからも楽しい時はいっしょに笑い、悩み事があるときは相談するなど、長吉中学校で出会った仲間は大切にしてください。また、困ったことや辛いことがあった時は、いつでも遠慮なく長吉中学校の先生に会いに来てください。
これから皆さんが進む道にも、多くの人との出会いが待っています。出会いの数は、皆さん同じですが、その出会いを大切にするためには、その人に対し謙虚な気持ちで、誠実に向き合うことが必要です。そうすれば、そこで出会った人は、あなたが苦しい時でも、必ずあなたを助けてくれ、支えてくれるはずです。
一期一会、これまでの出会い、これからの出会いを、どうか大切にしてください。
結びにあたりまして、本日は、ご多用の中ご臨席を賜りましたご来賓の皆様方、保護者の皆様方には、あらためて心より感謝とお礼を申しあげます。どうか今後とも卒業生を励まし、温かく見守ってくださいますようお願い申しあげます。
卒業生の皆さん、本日の卒業式は新たな道への出発の日です。長吉中学校の卒業生としての誇りを持ち、社会で活躍されることを心より願っております。
健康にはくれぐれも気を付け、みなさんの前途に幸多かれと心からお祈りし、教職員を代表としての式辞といたします。
大阪市立長吉中学校
校長 島原 政則