10月5日の全校集会(中学校)
- 公開日
- 2015/10/05
- 更新日
- 2015/10/05
つぶやき
10月5日の全校集会での話
昨日、小学校の運動会がありました。見に来ていた人も多いと思いますが、小学生もみんな精一杯頑張っていました。そして、その前の金曜日には中学校のどんぐり祭がありました。少し時間が経ちましたが、感動は残っています。みなさんはどうですか?豪華二本立てのようで、もったいない気がしています。
学年のみんなでやって創りあげた感動です。1人では決してできません。その団結の素晴らしさをしっかりと味わってください。
秋です。読書の秋です。今読んでいるのは、「数学の言葉で世界を見たら」です。ネットの南米の密林ってところでポチッとするのをミスったので、電子書籍でお買い上げしてしまって、スマホで読んでいます。
並行して読んでいるのが、「数学まちがい大全集 誰もがみんなしくじっている」です。奇しくも両方とも数学の本ですが、両方とも面白いです。特に後者はえらい数学者さえもいろんなまちがいをしています。「まちがいは失敗ではなく、宝物だ」と帯にも書いてあります。
ポアンカレというフランスの数学者も間違ってしまったけれども、それを修正するだけでなく、更に新しいすばらしい発見をしました。
テストが近づいてきていますが、実は「まちがい」こそ大切なのです。テスト前の勉強で、間違った所をきちんとやり直せば点数アップにつながる金の鉱脈なのです。間違ったところの正解を見て赤で答えを写しているだけでは、永遠に点数は上がりません。○のところはわかっているのだから、放っておいてもかまいません。(厳密には、まぐれやあてもんで○になったところは、きっちりと確認しておく必要があります。)間違ったところについてなぜ間違ったのかをきっちりと分析すべきです。勘違いなのか、記号で応えるべき所を文字で答えてしまったのか、さっぱりわからなかったのか。同じまちがいでも、原因はまちまち。だからこそ、原因を突き止めて、同じまちがいを二度としないように修復することが大切。これを積み重ねれば確実に点数は上がります。
さあ、今日から中間テストに向けて頑張りましょう。