6月13日の全校集会
- 公開日
- 2016/06/13
- 更新日
- 2016/06/13
つぶやき
13日の中学校の全校集会での話。
おはようございます。先週から早朝に10人11脚の練習をしている様子を見て、がんばっているなと思いました。
皆さん一人一人も普段以上にがんばっているのではないでしょうか。朝が苦手な人もがんばって早朝から出てきています。なぜ普段ならできないことができるのでしょうか。
答えは、チームワーク。
自分一人ではできないことも、チームでやることで、一人一人が仲間のためにがんばる。仲間はあなたのために頑張る。みんな誰も完全じゃないわけだから、できないこともある。お互いにできないところを助けてもらい、自分ができることは一生懸命やってフォローする。これができて始めて、見事なチームプレイができるわけですね。
皆さんに学んでほしいのは、チームワークのすばらしいところです。チームワークを作っていく経験を積んでほしいと思います。協力すれば、できないと思ったことも、突破できます。その素晴らしさを味わってください。中でも大切なのは、気の合う仲間だけでなく、そうでない仲間ともうまくチームプレイできること。あいつは嫌いだから、一緒にできないというのでは、まだまだです。社会に出たら、そんなことはいくらでもあるけど、それができるかどうかが、プロかどうかの違いだと思います。
ちょうど今日から読み始めた本のはじめにこんなことが書いてありました。「かのチャールズ・ダーウィンは人間、そして動物の長い歴史を見ると、お互いに助け合う方法を体得したものが繁栄してきた、と言った。現代社会の私たちも同じだ。人と円滑な関係を築き、良く協力するものは成功するが、それができない者は失敗する。現代社会はますます複雑に進化しているため、どんな仕事でも他人との協力が不可欠だからだ。自分と専門分野や職務が違う人といかに協力するか、それが快適な社会生活と仕事を成功させる条件なのだ」と。
結果として、ビリであったとしても、みんなで協力してゴールをめざした経験は貴重なものです。やらなければ得られないものです。
今回ここで培ったチームワークは秋のどんぐり祭で更にすばらしいものになるだろうし、素敵などんぐり祭も見せてほしいなと希望しています。みんなでやっていくこと、みんなとやっていくことが大切です。のけ者を作らず、全員を巻き込んでみんなで素敵な体育大会、そしてどんぐり祭をめざしてほしいと思います。