1月16日の全校集会
- 公開日
- 2017/01/16
- 更新日
- 2017/01/16
つぶやき
16日の中学校の全校集会の話
おはようございます。
みなさんは、哲学という学問を知っていますか?
私は中学校の頃、周りに親戚もいないし、年上の兄弟もいなかったので、中学校卒業後の進路について詳しく知る機会はありませんでした。ですが、中学2年の頃から将来何かの学問の研究をしたいと思っていました。でも、何をしたいのか、どんな学問があるのかよくわかりませんでした。なので、まずはいろいろとある学問がどんなものなのかについて調べてみました。心理学、生物学、物理学、哲学などの入門書を読んでみました。
中でも、哲学はそもそもどんな事を扱う学問かわかりませんでした。他の学問と違って、名前からは想像もつきませんでした。
図書館の分類で、0番は総記で、情報学、図書館、百科事典などでその次の1番に来るのが宗教、哲学。かなり重視されているのかと思いました。
コトバンクで調べてみると、「philosophyの訳語。ギリシャ語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意。西周(にしあまね)が賢哲を愛し希求する意味で「希哲学」の訳語を造語したが、のち「哲学」に改めた。
世界・人生などの根本原理を追求する学問。古代ギリシャでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論・論理学・存在論・倫理学・美学などの領域を含む。
…ということですが、なかなか奥が深く難しいですね。
結局、自分が目指す学問としては選びませんでしたが、興味はあったので、その後もいろいろな哲学の本や哲学者について調べたりしました。
先日非常に読みやすい本を見つけたので、みなさんにも紹介しておきたいなと思います。「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」です。高校生が主人公なのですが、内容としては、皆さんにも十分理解できるものだと思います。オマケに京都の町の紹介も入っていて、「あ、このパン屋さん知っている。」「この和菓子店知ってる。」と実際の場所を思い浮かべながら一気に読みました。
じつは、ここに出てくる哲学者は私の苦手な人ばかりなのですが、これを読んで、そうなんだと思ったこともたくさんありました。おすすめです。また、校長室前に置いておきますので、興味のある人は読んでみてください。
それはそうと、みなさんも自分の将来について自分なりに考え、行動してほしいと思います。オックスフォード大学の研究によれば、あと10年で、今ある仕事の半数が人工知能やロボットなどに取って代わられるという研究もあります。では、仕事がなくなってしまうのでしょうか?
新しい時代には新しくできる仕事があるはずです。それがどんなものなのかを考え、作り出した人は大きな夢を叶えることも不可能ではないのです。ビッグチャンスも転がっています。
いずれにせよ、これまで誰も経験したことのない時代ですから明確な答えを持っている人はいません。だからこそ、今から皆さんが真剣に考えておく必要があると思います。是非考えてみてください。