たべもののなまえをおぼえよう (1年)
食育を進めるにあたっては、学年の発達段階に応じた指導の目標を設定して取り組んでいます。1年生には「食べ物に興味関心をもつ」「食べ物の名前がわかる」「友だちと仲良く食べる」などを目標にしています。
そこで、1年生の4学級で「たべもののなまえをおぼえよう」というテーマで授業を行いました。1年生は、国語の教科書に食べ物が登場する単元がいくつかあるので、既習の内容についても振り返りをしました。 次に、その日の給食に使う食材の写真をみながら、名前の確認をしました。実物の食材も一部提示したため、子どもたちはやや興奮気味に、興味津々で学習に参加していました。たまねぎやにんじんはよく知っている野菜ですが、さといもやしめじなどは実物をみても少し難しかったようです。「名前は聞いたことがあるけれど、実物と結びつかない」ものも多くあるようですね。 給食では、家庭で食べ慣れない食材も多く使います。大人でも難しい場合もあるのですが、毎日の給食で食べているものの名前を確かめながら食べることで、多くの食べ物のことを知ることができます。また、食育は給食の時間だけでなく、いろいろな教科での指導を通して学校教育全体で行われます。 「食べること」は生きていくためには欠かせないものです。健康な生活を送るために、これからもいろいろな場面で食について考える機会を作っていきたいと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() |