♪きょうの給食(ミラノ給食デー)
大阪市は、世界の8都市と姉妹都市提携を結んでいます。中でも、イタリアのミラノとは姉妹都市になって今年で35周年を迎えます。それを記念して「ミラノ給食デー」として特別献立を用意しました。
ミラノは、人口130万人、面積は181㎢の北イタリアの中心都市です。イタリア料理の大きな特徴は素材の味を生かすことで、ミラノでも、米、とうもろこし、穀物、肉、野菜、淡水魚、チーズなどを使った伝統的な食文化を誇っています。ミラノの代表的な伝統料理には、ミラノ風カツレツ、ミネストローネ、サフランのリゾットなどがあります。 給食では、大阪市の学校給食に合うようにアレンジして「ミラノ風カツレツ、ミネストローネ、きゅうりのサラダ、パン、牛乳」を今日の給食献立としました。 カツレツに使う牛肉はサーロインを、ミネストローネにはトマト(缶詰)やてぼ豆を使い、本格的でとてもおいしい給食ができました! (写真上)栄養教育実習生が作成した掲示物 (写真中)カツレツに使用したサーロイン (写真下)今日の給食のできあがり 秋の味覚<その4> かき(平核無柿)
今日の給食のデザートには秋の果物の代表、柿が登場しました!柿は、東アジアを原産とし、日本では奈良時代から栽培されてきました。甘柿と渋柿があり、品種は1000種近くあると言われています。
学校給食では、甘柿の富有柿(ふゆうがき)と渋ぬきをした渋柿の平核無柿(ひらたねなしがき)を隔年で使っています。今年はちょうど今が旬の平核無柿を使いました。 給食室では、和歌山県産の柿150個の皮をむいていただきました。調理員さんにとっては、「最後には指先がしびれるくらいとても大変な作業」だったようです。どうもありがとうございました。 ご家庭ではもう食べられましたか?6年のある学級でたずねると「今年、すでに柿を食べた」と答えた児童は14人(36人中)でした。柿は、カロテンとビタミンCを多く含むため、風邪の予防にも最適ですね。11月になると、富有柿が旬を迎えます。これからしばらくは、おいしい柿を楽しめますよ!たくさんいただきましょう。 秋の味覚<その3> さんまさんまは、季節によって生息する海が変わる「回遊魚」です。日本近海で大きな群れをつくり、プランクトンの豊富な14〜18度の水域を春から夏にかけて北上し、秋の深まりとともに南下します。今日の給食のさんまは、北海道沖の太平洋で漁獲されたものです。 教室では“骨とり名人になろう”と題した、「さんまの骨を上手にとるコツ」を示したスライドを見ながら、骨とりにチャレンジしました。悪戦苦闘の末、「(中骨が)きれいに取れたよ!」と自慢げに、うれしそうに報告してくれる『骨とり名人』が続出しました。 子どもたちに人気の魚料理は「刺し身」「すし」だそうです。家庭で骨付きの魚を食べる機会はそう多くはないのでしょうか。今が旬のさんまの美味しさをぜひご家庭でもお楽しみください。 |
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