初夏を味わう<その5> (5.24 えんどう)
今日の給食献立は「きびなごてんぷら、みそ汁、えんどうの卵とじ、ごはん、牛乳」でした。
えんどうには、豆を食べる「実えんどう」と、豆が大きくなる前に若取りし、さやごと食べる「さやえんどう」があります。豆を食べる「実えんどう」を一般的には「グリンピース」と呼んでいます。 給食では通常は冷凍のグリンピースを使いますが、この時期に一度だけ生のグリンピースを「えんどう」と称して区別して使っています。 給食室では朝から15kgのさやつきえんどうのさやむきをしました。調理員さん2人で1時間ほどかかったそうです。だしで煮た後、卵とじにしました。緑色と黄色で色鮮やかに仕上がりました。(卵アレルギー児童のために、除去食も作りました。3枚目の写真) ご家庭では「豆ごはん」などで実えんどうを楽しまれましたか?もう、旬は終わりを迎えます。 ♪きょうの給食 (5.23 金時豆の中華おこわ)給食では10種類の乾燥豆をさまざまな料理で使用しています。今回、おこわに使った金時豆は「ドライパック」のものです。ドライパックとは、真空状態で蒸したもののことで、水煮と違い豆の味をにがさないので、よりおいしく食べることができます。 そこで、新森小路小学校のみなさんに「金時豆の中華おこわ」について嗜好調査をしましたので、その結果をお知らせしましょう! 残食ゼロの日(毎月19日)
「食べること」は、生きていくために死ぬまでお付き合いする大切なことです。食べものの好みは人により様々ですが、健康のことを考えると「好きなものだけを食べない」「苦手なものでも頑張って食べる」ことを心がけましょう。
今年度、新森小路小学校では、『好き嫌いなく食べるようにしている子どもたちを増やすこと』を食育の目標の一つとして取り組んでいきます。 そこで、給食委員の5・6年生が、食育の日にちなんで毎月19日を「残食ゼロの日」として、好き嫌いなく食べようと全校児童に呼びかけをします。今日は登校時に正門で大きな声で呼びかけたり、ポスターをはったりしてPR活動をしました。 1回目の今日は全校で「残食ゼロ」とはいきませんでしたが、教室では「残食ゼロ」が達成できたクラスがたくさんあったようです。 給食を残さず食べることは健康を維持するためだけではなく、食べものを大切にする気持ちや作っていただいた人への感謝の気持ちの育成、ごみの減少化など様々な意味があります。これからも一人一人が「食べること」について考えていきましょう。 初夏を味わう<その4> (5.17 三度豆)
今日の給食献立は「鶏肉のバジル焼き、ケチャップ煮、三度豆のソテー、食パン、マーマレード、牛乳」で、ソテーには旬の三度豆を使いました。
三度豆は若いうちにさやごと食べる「さやいんげん」のことで、成長が早く、1年に3回収穫できることから「三度豆」と呼ばれています。 給食では一年を通して冷凍のものを使っていますが、5〜6月は旬のおいしさを味わうため、期間限定で生のものを使います。今日は鹿児島県産のものを18kg使いました。ゆでてからサラダ油でいため、塩・こしょうだけの味つけでシンプルに仕上げました。 1年1組の教室では、「塩味がしておいしい」「やわらかくておいしい」「幼稚園でも食べたけど、学校の給食の方がおいしい」とニコニコしながらパクパクと残さずきれいに食べていました。また、鶏肉のバジル焼きも「きらいやと思ったけど食べたらおいしかった」とうれしそうに話しにきてくれました。 給食を通して、1年生の食経験がどんどんと広がっていく瞬間に出会えました。給食で食べた経験をご家庭でもつなげていただきますよう、よろしくお願いいたします。(栄養教諭) 初夏を味わう<その3> (5.12 河内ばんかん)
午後2時の大阪市の気温は27度。真夏のような暑さです。
今日の給食は「カレースパゲッティ、キャベツのひじきドレッシング、河内ばんかん、黒糖パン、牛乳」と、暑さにぴったりの “ピリ辛” “さっぱり” の献立でした! 【河内ばんかん】 河内ばんかんは、熊本市河内町(かわちまち)で発見されたみかんの仲間です。発見された地名の「河内」と「晩成のかんきつ類」ということで名づけられました。 おいしい季節は、春から夏にかけてです。 見た目はグレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツより苦みは少なく、爽やかな甘みがあります。 子どもたちも上手に薄皮をむいて食べていました。 |