初夏を味わう<その7> (6.29 さくらんぼ)
さくらんぼは、給食でこの時期に1回だけ使用する初夏の果物です。
さくらんぼは、バラ科の落葉高木であるサクラの実の総称で、そのうち特にミザクラ類の果実のことを指します。 日本では、缶詰用として果肉の固い品種の「ナポレオン」が多く栽培されてきましたが、昭和50年代以降、生食用に適した品種である「佐藤錦」が多く栽培されるようになりました。国内では、山形県での収穫量が最も多く、全体の76%を占めています。 今日の給食では、1人3こずつ、新森小路小学校では2200こ以上の山形県産「佐藤錦」を使いました。 子どもたちは「家ではあまり食べない」と言いながら、うれしそうに食べていました。 来週から7月に入ります。給食の食材もとうがん、にがうり、すいかなど夏の味覚が加わっていきます。「初夏を味わう」シリーズは今回で終了します。 たべもののはたらきをおぼえよう (2年)
2年生の食育授業で、食べものの3つのはたらきについて学習しました。
食べものはそのはたらきで「赤・黄・緑」の3つのグループに分けられることは日々の給食カレンダーなどで見ているのですが、詳しく学ぶのははじめてです。 赤:主に体をつくる…乳、肉、卵、魚、豆、海藻類 黄:主に熱や力のもとになる…穀類、いも、油脂、砂糖、種実類 緑:主に体の調子をととのえる…野菜、果物、きのこ類 きょうの給食は、3つのグループの食べものがそろっているのでしょうか?クラスのみんなで考えました。(写真:上) 毎日の給食は必ず3つのグループの食べものがそろうように考えられていることがわかりました。これからも好ききらいしないで残さずに食べるようにしましょうね。 学習の最後には、「えいようのうた」を元気よく歌って授業を終わりました。(写真:下) 3つのグループについては、毎月はじめに家庭配付している献立表にも表記されていますので、ぜひ、ごらんください。 食事の時の話題のひとつとして、子どもたちに「この食べものは何色のグループかな?」とたずねてみてください。間違えずに答えることができるでしょうか? すききらいしないで食べよう (1年)すききらいなく食べることの大切さを知るための紙芝居と給食ができるまでの写真をみて、残さずに食べることの大切さを学習しました。そして、毎日給食を作ってくださる調理員さんに習いたてのひらがなで一生懸命、手紙を書きました。 4月当初は残食も多かったのですが、日々の給食指導の成果でしょうか、今では4クラスともがほぼ完食できるようになっています。 1年生が書いた「ちょうりいんさんへのてがみ」の一部を紹介しましょう。 子どもたちがうらやましい!(6.15 給食試食会)今年度は51名の申し込みがあり、なかなかの盛況ぶりでした。はじめて学校給食を経験する1年生の保護者の参加が多かったようですね。 この日の献立は、「コッペパン、マーガリン、牛乳、鶏肉と野菜のスープ煮、カレーソテー、ミックスフルーツのクラフティ」でした。 「毎日こんなにおいしい給食を食べている子どもたちがうらやましい」という感想もいただきました。この他にも参加者からたくさんの感想をいただきました。ほんの一部ですが紹介しましょう! 初夏を味わう<その6> (6.2 かぼちゃ)
6月に入り、給食で使う食材もまた一歩、夏に近づきました。今日の献立は「かぼちゃのクリームシチュー」でした。
かぼちゃは、年間を通して使う食材ですが、旬となる6月から10月は生のものを使います。(それ以外の時期は冷凍素材を使用)6月のかぼちゃは若いので、中の黄色もうすく、まだ、ホクホク感もそれほどありません。そこで今日は、ベーコンでうま味を出し、手作りルウ、牛乳、クリームでこくを加えたクリームシチューに仕上げました。全校735人分で19玉(鹿児島産)使いました。 子どもたちは「シチューは大好き!」「いくらでも食べられる!」とうれしそうに食べていました。この後、6月〜7月の給食では、みそ汁、グラタン、焼きかぼちゃ、カレーライス…と和洋を問わず、さまざまな料理に使っていきます。 1年生の中には「野菜が苦手」という子どもたちもいます。ご家庭でもおいしく料理して、おいしく食べて、苦手な食べものが一つずつ克服できるといいですね。 |