暑くなってきました。お茶を多めに持たせてください。よろしくお願いします。

♪きょうの給食 (5.15 かやくごはんとまっ茶ういろう)

<かやくごはん>
 かやくは「加薬」と書き、「五目ご飯やうどんなどに入れる肉や野菜などの具のこと」をいいます。元々は「漢方薬の効果を高めるために加えた補助的な薬のこと」から、料理に加える薬味的な役割をするものに「かやく」という名前が使われるようになりました。「かやくごはん」という名前は主に関西地方で多く使われているようですね。
 給食のかやくごはんは、鶏肉、ちくわ、にんじん、三度豆を細かく切って甘辛く煮、炊きたてのごはんに混ぜました。食べる時にきざみのりをかけて風味を添えています。

<まっ茶ういろう>
 ういろうと言えば名古屋が有名なようですが、小田原、京都、山口、伊勢、徳島などにもおいしいものがあります。主に米粉に砂糖・水を加えて蒸し上げた和菓子ですが、くず粉やわらび粉を使ったものもあります。
 給食では、新茶の季節に合わせて抹茶を加えた「まっ茶ういろう」と、かぼちゃペーストを加えた「かぼちゃういろう」があります。今日は上新粉、抹茶、砂糖、白いんげんペースト、水を合わせて焼き物機で30分間蒸しました。

<5年生の感想>
*かやくごはんの具がいろいろ入っていて細かく切ってあり、食べやすくでき上がっていた。調理員さんの愛情を感じる。
*きざみのりの香ばしさでさらにおいしくなっている。
*白ご飯もおいしいけど、かやくごはんはもっとおいしい!
*ういろうは、味・香り・食感がどれもよい。
*もちもちで、深いこくとまろやかな味わいがある。
*抹茶はあまり好きでもないけど、これはおいしい!
*もっと食べたかった!
・・・と、少しだけ残ったまっ茶ういろうを仲良く分け合う、微笑ましい姿が見られました。

 かやくごはん・まっ茶ういろうともに1年に1回、5月だけの限定献立です。今日は1年生と4年生が遠足などのために給食を食べることができず残念でした。また、来年をお楽しみにね。
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♪きょうの給食(5.8 レタスのサラダ)

*生で食べるだけじゃもったいない!*

 今日の給食では、年に1回の「レタスのサラダ」をいただきました。レタスはサラダに欠かせない野菜ですが、給食では生食ができませんので、さっと塩ゆでした後、砂糖、塩、ワインビネガー、うす口しょうゆ、サラダ油を合わせたドレッシングで和えたサラダにしています。
 レタスは、冷涼で乾燥した気候を好むため、夏は高冷地の長野県、冬は暖かい香川県、春と秋は茨城県で多く出荷されています。今日、新森小路小学校の給食では、長野県産のものを40玉使いました。
 レタスという名前は、ラテン語の「lactuca(lacは乳の意味)」が、和名の「ちしゃ」は「乳草」が語源です。いずれも、レタスの切り口から出る白い液体がその由来となっています。

 1年生にレタスのサラダの感想を聞いてみたところ「シャキシャキしている」「みずみずしい」「はじめて食べたけどおいしい」と大変好評でした。レタスは給食では旬の4・5月に1回ずつ使用します。4月にはスープにしておいしくいただきました。
 レタスと言えば「生で食べるもの」というイメージがありますが、さっと炒めたりゆでたりチャーハンの具にしてもおいしく食べることができます。今、かなりお手頃な価格で買うことができます。骨の形成に関係するビタミンKも多く含まれていますので、いろいろな料理に使っておいしくたっぷりといただきましょう。

(2枚目の写真:今日の献立「かつおのガーリックマヨネーズ焼き、スープ、レタスのサラダ、牛乳、食パン、アプリコットジャム」です。)
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♪きょうの給食(5.2 河内ばんかん)

 「河内ばんかん」は、熊本市河内町で発見されたブンタンの仲間で、発見された地名の「河内」と「晩成のかんきつ類」ということで名づけられました。
 寒さに弱く、栽培適地は暖かい地域に限定されるため、愛媛県や熊本県などの限られた地域でのみ栽培されています(給食は鹿児島県産のものでした)。5月頃に花を咲かせ実をつけますが、その実が膨らんでから冬を越し、翌年の春以降に収穫します。グレープフルーツのように果汁たっぷりで、さわやかな甘みが自慢です!うす皮をむいて食べます。

 給食では1年に1回、5月にデザートとして使っています。2年生の教室では、河内ばんかんが入った食缶のふたを開けた瞬間、「い〜い香り!」と思わず感想がもれました。食べてみると「甘くておいしい」「いい香りやけどちょっとすっぱい」と言いながら、果汁たっぷりの旬の味を楽しんでいました。

 まさに今が旬です。店頭では「みしょうかん」「ジューシーフルーツ」「ジューシーオレンジ」などの名前で売られています。初夏を感じることができるさわやかな香りと味を今、ご家庭でもお楽しみください。

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♪きょうの給食(5.1 こどもの日の行事献立)

 童謡「背くらべ」にも出てくる「ちまき」は、米粉などで作ったもちを笹の葉で巻いて、いぐさでしばったもち菓子です。古くは茅(ちがや)の葉で巻いていたため「ちがやまき」と呼ばれ、そこから「ちまき」という名になりました。
 5月5日にちまきを食べて災いを除ける風習は中国から伝わったものです。

 今日の給食はひと足早く「こどもの日の行事献立」でした。こどもたちの健やかな成長を願い「牛肉のちらしずし、すまし汁、ちまき、牛乳」をいただきました。
 給食では冷凍で納品されたものを焼き物機で蒸しあげました。(写真:下)

 1年生は、「むっちゃおいしい」「葉っぱをむくのがおもしろい」「おもちがぽよんぽよんとしている」「葉っぱの味がしみこんでおいしい」「まっ茶みたいなにおいがする」とお気に入りの様子で、友だちに「めっちゃおいしいで〜」と教えている子もいました。最後には、「ちまきが一番おいしかった!」とご満悦でした。

 日本に古くから伝わってきた行事はだんだんと失われつつあるようですが、こどもたちにはしっかりと伝えておきたいですね。こどもの日の行事としては、ちまきの他に、こいのぼり、五月人形、しょうぶ湯、柏餅などがあります。5月5日には「こどもの日」について調べてみると新しい発見があるかも知れませんね。
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♪きょうの給食(4.25 まぐろのオーロラ煮)

<給食室前での会話>
1年生:昨日のカレースープスパゲッティ、ほっぺた落ちそうやったわぁ。
栄養教諭:今日のまぐろのオーロラ煮もおいしいよぉ〜。
1年生:「オーロラ煮」ってどんなん?

 今日の給食では、大人気の「まぐろのオーロラ煮」が登場しました。各切りのまぐろにしょうが汁、料理酒で下味をつけて、でんぷんをまぶして油で揚げます。これに、ケチャップ、砂糖、赤みそを合わせたたれをからめます。
 一般的にオーロラソースといえば、「ホワイトソースとトマト」や「マヨネーズとケチャップ」を合わせたものをいいます。大阪市の給食では、オーロラにはあけぼのという意味もあることから、赤みそとケチャップを合わせた赤いソースを使った料理に「オーロラ煮」と名づけました。(まぐろの他には、くじらのオーロラ煮もあります。)
 今日はこれに、「さといもと野菜の含め煮、キャベツの梅風味、ごはん、牛乳」を組み合わせた献立でした。
 
<こどもたちの感想>
*オーロラ煮は、まわりのたれがまぐろによくからんでいておいしい。
*たれの味つけが甘くておいしい。
*煮もののさといもがほくほく、ねばねばでおいしかった。
*いろいろな具材が入っていて、味がよくしみておいしい。
*キャベツのシャキシャキ感と甘酸っぱい味つけが好き。
*ごはんがもちもちしていておいしい。

 1年生には「オーロラ」の説明は少し難しいようでしたが、料理の名前にはいろいろな意味やいわれがあることも学んでいってほしいですね。

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