♪きょうの給食 (1.10 正月の行事献立)
3学期の給食が8日から始まりました。今日は、正月の行事献立「れんこんのちらしずし、ぞう煮、ごまめ、牛乳」でした。
正月は新しい年の始まりで、新年を祝う気持ちや幸福・健康などを願ってぞう煮やおせち料理を食べる食文化があります。今日の給食では、穴が複数あいていることから「見通しがきく」とされているれんこんを使ったちらしずし、ぞう煮には大阪市なにわの伝統野菜の一つである金時にんじんを使い、五穀豊穣を願って食べられるごまめを組み合わせました。 1月の給食では、このほかに「くりきんとん(15日)」「黒豆の煮もの(23日)」が登場します。みなさんのご家庭では、どのような正月料理を食べられましたか? *金時にんじん 江戸時代から昭和初期にかけて、大阪市浪速区付近の特産として「大阪人参」と呼ばれていました。長さは約30cmで色は深紅色、肉質は柔らかく甘みと香りが強いのが特色です。今日の給食では、生産量全国1位の香川県産のものを11kg使いました。給食室では、だいこんとともに紅白の梅の形に抜き、正月らしさを出しました。 *6年児童の感想 ・ちらしずしの酢のごはんとれんこんがよく合っている。 ・れんこんとごまめがサクサクしていておいしい。 ・ごまめの少し濃い目の味がごはんによく合う。ごまめだけでもおいしい。 ・家で食べたぞう煮と違って、トロトロでおいしかった。 ・みつばの香りがよかった。 ・ぞう煮の汁の味が野菜とよいコンビネーションだった。 ・いろいろな具が入っていたのでおいしかったし、栄養もとれてよいと思う。 ぞう煮は具材や味付けなど、その地方や家庭によってさまざまです。給食では白みそ仕立てで提供しましたが、各ご家庭ではいろいろなぞう煮が食べられているようですね。 行事にちなんだ食文化が失われつつあるようですが、古くからの伝統を子どもたちにもしっかりと伝えていきたいと思います。 2学期の給食が終わりました!(12.21)
21日は2学期の給食最終日でした。給食室ではサンタクロースとトナカイが子どもたちを歓迎!大歓声がわきおこっていました。今日の献立は「ごはん、牛乳、鶏肉と野菜の煮もの、じゃこ豆、かぶのゆず風味」でした。
*「じゃこ豆」は、朝から熱湯につけて柔らかくした大豆にでんぷんをまぶして油で揚げたものと、ちりめんじゃこ、ごまを合わせ、砂糖・こい口しょうゆで甘辛く味付けした人気メニューです。 *「かぶのゆず風味」は、焼き物機で蒸したたんざく切りのかぶに、砂糖・塩・酢・うす口しょうゆ・ゆず果汁で味付けをした一品です。かぶは、旬の12月に毎年登場しています。今日は福岡県産の立派なかぶを23kg使いました。 1年生にとってはどちらもはじめてのおかずです。さてさて、おいしく食べることができたのでしょうか? 「じゃこ豆はちょっとかたいけどおいしい。」「じゃこはごはんといっしょに食べたらふりかけみたい。」「かぶは知ってるよ。『おおきなかぶ』に出てくるから。」「きょうの煮ものも大好き。」とにぎやかな給食時間でした。 いつもは食べきれずに残していた子どもたちも時間内に残さず食べる様子があちらこちらで見られました。頑張りましたね! *3学期の給食は1月8日(火)から始まります。冬休み中もすききらいなく食べて、元気にすごしましょうね!では、よいお年を。 ♪きょうの給食(12.13 きくな)
「きくな」は、菊の葉に似たキク科の葉菜(葉を食べる野菜)です。春に黄色の花を咲かせるため「春菊(しゅんぎく)」という名前ですが、関西では「菊菜(きくな)」とも呼ばれていますね。10月から3月に旬を迎え、この時期のきくなは、茎が柔らかく、風味も一段とよくなってきます。
栄養価の高い緑黄色野菜でカロテンの含有量は、ほうれん草以上です。独特の香りは、ぺネン、ペリルアルデヒドなどの成分からなり、食欲の増進、消化促進などの働きがあります。 これからの季節、鍋料理には欠かせない食材の一つです。葉が薄く繊維が柔らかいので、サラダなど生で食べることもできます。加熱する場合も短時間でさっと火を通すのがおいしく食べるこつです。 給食では子どもたちにも食べやすいように、はくさいと合わせてごまあえにしました。 インフルエンザ等で欠席が多かった3年3組では、欠席児童分のごまあえも残さずおいしそうに食べていましたね。明日、学級休業になったことを知った瞬間、「え〜!あしたの給食はカレーうどんやのにぃ〜」と思わず落胆の声が聞こえてきました。 そう、明日は寒い季節にぴったりの献立「カレーうどん」です。しっかりと食べて、風邪やインフルエンザ等に負けない抵抗力をつけておきましょうね! ♪きょうの給食 (12.4 オイスターソース焼きそば)
給食の献立で麺料理は子どもたちに毎回大人気です。中でも「焼きそば」は給食ならではのおいしさがあるようです。普段はソース味を中心に提供してきましたが、今回、新たな試みとして「オイスターソース焼きそば」の登場です!味付けには塩、こしょう、こい口しょうゆの他にテンメンジャン1.5kgオイスターソース750g(写真:中)を使い、中華風に仕上げました。食べる時にきざみのりをかけます。
<し好調査をしました!> 調査人数:635人(写真:下) すき:526人(83%)、ふつう:95人(15%)、きらい:14人(2%)でした。 すきな理由としては、「ほんのりと甘い」「オイスターソースが好き」「ソース味が濃くておいしい」「野菜がたくさん入っているから」「麺がもちもち」「のりがついているのでさらにおいしい」などがありました。みんな『焼きそばが大好き!』ということがよく伝わってきました。 *オイスターソース…中国料理の調味料であるオイスターソースは、牡蠣(かき)油とも言い、生牡蠣を塩づけして、発酵、熟成させたものです。生牡蠣のうま味を抽出して、これに砂糖、食塩、でんぷん、酸味料などを加えています。 *テンメンジャン…小麦粉と塩に麹を混ぜて作った、色の濃い中華料理のみそです。漢字では「甜麺醤」と書き、「甜」は甘い、「麺」は小麦粉、「醤」はみそを表しています。回鍋肉、北京ダック、麻婆豆腐などの料理でおなじみですね。 それぞれの国に伝わる独自の調味料を少し使うだけで、本格的な味に近づけることができます。ご家庭でもいろいろな国の料理にチャレンジしてみるといいですね。 ♪きょうの給食 (11.29 なまりぶしのしょうが煮)
なまりぶしは、新鮮なかつおが原料です。一般的には、かつおの身をおろした後に、湯の中で20分〜40分ゆで(煮熟:しゃじゅく)、冷やした後、皮と骨を取り除きます。その後、一度だけ表面をいぶして乾燥させ(焙乾)て作ります。
関西では「なまぶし」とも呼ばれ、以前はよく食べられていたようですが、最近では食卓に上がる機会も少なくなりましたね。給食では、せん切りにしたしょうが、砂糖、みりん、こい口しょうゆ、料理酒、水をあわせてバットに入れ、焼き物機で煮ました。 <5年3組の子どもたちの感想> ・身に弾力があってごはんによく合う。 ・中まで味がしみていておいしい。 ・身がパサパサじゃなくて、煮汁もたっぷりで食べやすかった。 ・皮までおいしかった。 ・魚としょうがが very very match! せん切りしょうがの入った煮汁もとてもおいしく、このクラスでは煮汁のお代わりに行列ができていました。 なまりぶしには、たんぱく質が多く含まれています。その他に鉄、ビタミンB群、ビタミンDなども含まれています。煮物、酢のもの、フライ、サラダ、サンドイッチ、パスタソースなど、いろいろな料理に使うことができます。 |