献立コンクールに挑戦!(5・6年生)
大阪市では、食育推進計画での取り組みの一つとして「学校給食献立コンクールの実施」をあげています。そこで、新森小路小学校では夏休みの課題として、5・6年生は『おいしいよ!アイデアいっぱい!健康メニュー』をテーマとした給食の献立作りにチャレンジします。今まで食べてきた給食の体験や学校で学習した知識などをアウトプットしてみましょう。優秀賞に選ばれた作品は、来年度の給食に登場します。
一方、大阪府学校給食会からは「こんな給食たべたいなぁ!たのしいスペシャル行事食!」をテーマとした学校給食献立コンテストの作品募集もあります。 2学期には、5・6年生が考えた献立を市や府へ応募します。みなさんからの素敵なアイデアを待っています。 <おうちの方へ> 子どもたちから献立作りについて相談があった時は、よきアドバイスをお願いします。また、夏休みの一日、子どもたちと一緒に楽しく食事作りをされてみてはいかがでしょうか。 (写真上:6年生 献立コンクール説明の様子) (写真中:5年生 献立コンクールに向けて調べ学習) (写真下:大阪府学校給食会献立コンテストPRポスター) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 牛乳びん、さようなら!(7.19 給食終了)![]() ![]() 現在、すでに市内中学校や小学校の一部では紙パック入りの牛乳を提供していますが、2学期から全市で紙パック入りのものに変更となります。 55年間の『びん入り牛乳の歴史』に幕をおろすことになり、子どもたちも名残惜しく感じているようで、1学期の給食最終日の昨日はびん入り牛乳を感慨深く味わっていたようです。 <児童の感想> ・びんに入った牛乳はとてもおいしいので、紙パックになって味が変わってしまわないか心配です。 ・びんはちゃんと持てるので飲みやすかったけど、紙パックはへこむから飲みにくくないのかなぁ。 ・びんはわれやすくて重かったから、紙パックの方がいいと思う。 ♪きょうの給食(7.11 すいか)![]() ![]() 給食では毎年7月に「すいか」をデザートとして出しています。今日は、鳥取県産の大きなすいかを13玉使いました。すいかは中心部が一番甘いため、できるだけおいしさが均等になるよう独自の切り方で1玉を64に切り分けました。 給食の前後には「給食のすいかをきのうから楽しみにしててん」「くだものの中で、一番すき」「きのうも家で食べたけど毎日食べたい」「お代わりが4つしかなかったけど、ぎりぎりgetできてん」とすいか談義に花が咲きました。給食でのすいかを初めて食べた1年生も「あまくておいしかった」と好評でした。 すいかは英語でwatermelonと呼ばれる通り90%以上が水分ですが、ブドウ糖、果糖、ビタミン、無機質なども含んでいるので、夏に汗をたくさんかいた後の水分補給としてはおすすめの食材です。また、シトルリンというアミノ酸は利尿効果を高めるので、体内の老廃物を排泄する効果もあります。すいかの赤い果肉にはトマトと同じ色素の「リコペン」が含まれているので、がんや老化を予防する効果も期待できますよ。 ![]() ![]() ♪きょうの給食(7.10 とうがん)
給食室前でクイズを出題しました。(1枚目の写真)
子どもたちからは〇〇〇〇に当てはめて、「アボカド?」「にがうり?」「きゅうり(の仲間)?」という声が聞こえてきました。もちろん、「とうがん」と正解した子は何人もいました。 漢字では「冬瓜」と書くので冬の野菜のようですが、旬は夏です。皮が厚く、丸のまま冷暗所に保存しておけば冬までもつことから、この名前がついたそうです。95%が水分で、栄養価は低く低カロリーですが、利尿作用のあるカリウムを比較的多く含んでいるので、むくみの解消や高血圧抑制に効果があります。 給食では、旬の7〜9月に煮物や汁物に使います。今日は、夏野菜のオクラ、とうふといっしょにみそ汁にしました。皮をむき、おわんに入っていると「だいこん」のように見えてしまいますが・・・。 <3年生の感想> ・とろとろでおいしい。 ・みそととうがんの味がよく合っている。 ・きらいな人でも食べやすい。 ・いろいろな材料が入っているからおいしい。 ・家では食べない野菜だから、給食に出てきてうれしい。 給食では高知県産の立派なとうがんを7玉使いました。1玉5kg近くありました。店頭では切り売りしている場合が多いので、丸ごと見ることは少ないですね。 だしで煮たものを冷やして食べると暑い夏にぴったりです。子どもたちも食べやすいようにカレー味のスープにしてもおいしいですよ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ♪きょうの給食(7.4 ゴーヤチャンプルー)
沖縄県の食文化は、長い歴史や諸外国との交流の中で根付いた独特のものがあります。しかし、近年、ライフスタイルや価値観の多様化などにともない、食を取り巻く環境が大きく変化してきました。食文化を支える人材の高齢化や年中行事の簡略化等による行事食の衰退、若い世代を中心とした伝統料理離れが進んだことなどにより、「沖縄の伝統的な食文化」が失われつつあるそうです。
大阪市では、沖縄県の食文化を子どもたちに伝えようと、いくつかの沖縄料理を給食の献立に取り入れてきました。その一つが「ゴーヤチャンプルー」です。 <ゴーヤチャンプルーのし好調査の結果> すき:361人(53%)、ふつう:147人(21%)、きらい:174人(26%)でした。 すきと答えた理由としては「おいしい」「ゴーヤが好き」という意見が大多数の中、「ゴーヤの苦味がおいしい」「本当は苦いはずなのに学校のゴーヤはおいしい」「小さく切ってあるので平気」「後からおいしさがくる」「肉とよく合う」「かつおぶしをかけるのがいい」という感想もありました。 給食では、一人8gのゴーヤと豚肉、もやしをいためて、食べる時に子どもたちがかつおぶし(小袋)をかけていただきます。8gでは物足りないのでは?と「もっとたくさん入っていてもよいか」という問いには、YESが296人(43%)でした。 郷土料理はその土地の気候風土に合ったものが今も伝えられてきています。沖縄だけでなく、日本各地の郷土料理について調べてみるとおもしろいですよ。新しい発見があること間違いなし!です。 ![]() ![]() ![]() ![]() |