新森給食週間 (1.21〜1.25)
しょくせいかつだよりでもお知らせしているように、1月24日は戦後、今のような学校給食が始まったことを記念する「給食記念日」です。それに合わせて、新森小路小学校では1月21日からの週を「新森給食週間」として、給食に関する行事を行いました。
*調理員さんへ感謝のメッセージ(写真:上) 毎日、おいしい給食を作ってくださる調理員さんに「ありがとう」の気持ちを、ひとり1枚ずつのメッセージカードにしたためました。保健室前の掲示板にはっていますので見てくださいね。 *招待給食(写真:中) 2学期には、調理員さんにすべてのクラスに来ていただいて一緒に給食を食べました。「どうしてこの仕事をしようと思ったのですか?」「作るのに一番難しい給食は何ですか?」など、いろいろな質問が飛び交っていました。調理員さんと子どもたちの距離が短くなりました! *給食委員会発表<なかよし集会>(写真:下) 今年度、給食委員会では「残食ゼロの日」と「パンにつけるもの人気ランキング調べ」に取り組みました。1月24日の集会では劇を交えながら全校のみんなに発表しました。すききらいなく食べようという気持ちが高まりましたね。人気ランキングは、1位:バター、2位:いちごジャム、3位:マーガリンという結果でした。 給食に携わる多くの人たちと自然の恵みに感謝して、これからもおいしく楽しくいただきましょう。 ♪きょうの給食(1.23 黒豆の煮もの)
今日の献立は「他人丼、すまし汁、黒豆の煮もの、牛乳」です。「今年一年もまめに暮らせますように…」と1月最後のお正月料理として黒豆の登場です。
黒豆は、皮にアントシアニン系の色素を含むために黒い色をしていますが、栄養成分は一般の大豆とほぼ同じです。関西では丹波産のものが上質で有名ですが、給食では北海道産のものを使いました。給食室では、鉄釜で煮たので、とても良い色に仕上がりました。 明日から学級休業に入る3年2組では、欠席が8人いたにもかかわらずお代わりに殺到し、ごはんもおかずも牛乳も全部からっぽになったからびっくりです! 黒豆の煮ものについて感想を聞いてみました。 *しっかりと味付けがされていて、甘くておいしかった。 *家のおせちに入っていた黒豆はあまり好きではなかったけど、給食の黒豆はおいしかった。 *よくかむと豆の味がしたし、甘さが出てきた。 インフルエンザなどの予防には、うがい・手洗いの励行のほかに、しっかりと食べて抵抗力を高めておくことも肝心です。猛威をふるっているインフルエンザに負けないように、これからも栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。 上手に鉄を摂取しよう!(PTA親子クッキング)
1月19日、土曜授業後の引き渡し訓練終了後、家庭科室でPTA給食委員会主催の「親子クッキング」が開催されました。今回のテーマは私たちの食生活で不足しがちな栄養素の一つである鉄を上手に摂取するための工夫です。
実習は給食の献立をヒントに、家庭でも簡単に作ることができる「大豆入りキーマカレー、変わりオムレツ、切り干しだいこんのピクルス、セサミパンケーキ」の4品でした。皆さん、おなかも心も大満足でしたね。実習後の参加者の感想を紹介しましょう。 <大豆入りキーマカレー> ・レバーのくさみがなく、大豆もたっぷり入っていておいしかったです。 ・ひきわり大豆が便利なので使ってみます。 ・レバーがトロトロでおいしかったと子どもも言っていました。 ・大豆が入っていることで、カレーがとてもマイルドになっていました。 <変わりオムレツ> ・卵とひじきとちりめんじゃこの組み合わせがいいですね。 ・子どもでも作れそうだし、本人も「作る!」と言っていました。 ・朝食の1品として加えたいと思いました。 <切り干しだいこんのピクルス> ・シャキシャキしてほどよい酸味がカレーの付け合わせにピッタリ! ・これはすぐ作ります。 ・お酒にも合いそう。 ・簡単にできてびっくり!煮ものにするよりこの方がよいと子どもも言ってました。 <セサミパンケーキ> ・ごまの風味が効いていた。いつものものにプラスワンするだけで、料理もワンランクレベルが上がるのですね。 ・ひと手間かけるだけで、一風変わったパンケーキになりました。 <全体を通して…> ・子どもと一緒にお料理ができ、とても楽しかったです。このような機会に感謝しています。 ・たくさんの親子が参加していて、楽しそうな様子にほっこりとした気分になりました。 ・違う学年の人と一緒に実習ができて、とてもよかったと思います。 ・まだ子どもに教えてあげていない包丁づかいやフライ返しの使い方などを学べてよい機会でした。 ・子どもたちそれぞれが色々な仕事や手伝いをしていて、家でもこれだけしてくれるとすごくいいなぁ〜と思いました。 この親子クッキングを通して、食べることを大切に思える人が増えることを願っています。今回は43組の申し込みがあり、20組の親子に参加していただきました。選にもれた方、ごめんなさい。これからもいろいろな場面で食への関心を高めていきましょう。 PTA給食委員会の皆様、準備から片付けまでお手伝いいただきありがとうございました。 ♪きょうの給食(1.17 ひじき豆)
子どもたちが苦手な大豆をおいしく食べることができるように考えられた一品です。
熱湯に1時間つけて戻した乾燥大豆に、でんぷんをまぶして油で揚げます。ひじきは戻した後、砂糖としょうゆを合わせて煮つめ、揚げた大豆にからませます。 たんぱく質のほか、鉄やカルシウムがたくさんとれるおかずです。甘からい味付けがごはんとよく合い「味が好き」「ごはんがたくさん食べられる」と好評でした。ご家庭でも作ってみませんか。 もうひとつのおかず「筑前煮」に使ったごぼうやれんこんなどとともに「よくかんで食べる給食」でもありました。 ♪きょうの給食 (1.10 正月の行事献立)
3学期の給食が8日から始まりました。今日は、正月の行事献立「れんこんのちらしずし、ぞう煮、ごまめ、牛乳」でした。
正月は新しい年の始まりで、新年を祝う気持ちや幸福・健康などを願ってぞう煮やおせち料理を食べる食文化があります。今日の給食では、穴が複数あいていることから「見通しがきく」とされているれんこんを使ったちらしずし、ぞう煮には大阪市なにわの伝統野菜の一つである金時にんじんを使い、五穀豊穣を願って食べられるごまめを組み合わせました。 1月の給食では、このほかに「くりきんとん(15日)」「黒豆の煮もの(23日)」が登場します。みなさんのご家庭では、どのような正月料理を食べられましたか? *金時にんじん 江戸時代から昭和初期にかけて、大阪市浪速区付近の特産として「大阪人参」と呼ばれていました。長さは約30cmで色は深紅色、肉質は柔らかく甘みと香りが強いのが特色です。今日の給食では、生産量全国1位の香川県産のものを11kg使いました。給食室では、だいこんとともに紅白の梅の形に抜き、正月らしさを出しました。 *6年児童の感想 ・ちらしずしの酢のごはんとれんこんがよく合っている。 ・れんこんとごまめがサクサクしていておいしい。 ・ごまめの少し濃い目の味がごはんによく合う。ごまめだけでもおいしい。 ・家で食べたぞう煮と違って、トロトロでおいしかった。 ・みつばの香りがよかった。 ・ぞう煮の汁の味が野菜とよいコンビネーションだった。 ・いろいろな具が入っていたのでおいしかったし、栄養もとれてよいと思う。 ぞう煮は具材や味付けなど、その地方や家庭によってさまざまです。給食では白みそ仕立てで提供しましたが、各ご家庭ではいろいろなぞう煮が食べられているようですね。 行事にちなんだ食文化が失われつつあるようですが、古くからの伝統を子どもたちにもしっかりと伝えていきたいと思います。 |