♪きょうの給食(10.10 ハヤシライス【米粉】)
給食のハヤシライスは、給食室で小麦粉をサラダ油やバターで褐色にいためて作ったブラウンルウでとろみを出しています。今回のハヤシライスは、アレルギー対応サポート月間ということで、水溶きにした米粉を使用してとろみをつけています。そのため、小麦アレルギーのある子どもたちに配慮した献立となっているとともに、油の使用量が少ないためにあっさりとした味わいとなっていました。
小麦アレルギーで普段は給食のハヤシライスを食べることができない5年生に感想を聞いたところ「とってもおいしい!」と皿に大盛りにされたハヤシライスをうれしそうにほおばっていました。 他の子どもたちも「甘味が少なく食べやすい」「いつものハヤシライスもおいしいけど、今日のハヤシライスも同じくらいおいしい」と大変好評で、残食は全くありませんでした。 デザートには今シーズンはじめての「みかん」がつきました。給食に出てくる柑橘類は何種類もありますが、今日はこれから旬を迎える「温州(うんしゅう)みかん」です。 みかんは、ビタミンCが多く、含有量は100gあたり35mgです。1日3個食べれば、成人の1日の必要量が摂取できます。その他、カロテン、ビタミンP(ヘスペリジン)、カリウム、ペクチンなどを含みます。袋の部分には、食物せんいが多く、皮の内側のすじには、ビタミンB、ビタミンCが多く含まれているので残さずに食べるといいですね。 ♪きょうの給食 (10.4 りんご)
10月より、秋の味覚「りんご」が給食のデザートに加わります。10月4日は、青森県弘前市から「つがる」が159個、届きました。給食室では、調理員さんが4つ割りにし芯を除いた後、各学級に1つずつ「うさぎりんご」を入れてくださいました。
都道府県別での収穫量をみると、青森県が57%、長野県が20%で、この2県で全国の約8割を占めていることになります。品種別収穫量では、「ふじ」が51%、「つがる」が11%、「王林」が8%などとなっています。(平成29年度 農水省) 給食で食べたりんごのふるさと弘前市のホームページによると、9月には「つがる」など4品種、10月には「ジョナゴールド」「千秋」など8品種、11月には「ふじ」「王林」など5品種が収穫されるそうです。りんごの品種はいくつ知っていますか? (りんごはこれからが旬の「秋にとれる果物」です。一年を通して売られていますが、それは、低温・低酸素濃度の貯蔵庫できちんと保存されているからです。) <りんごを食べた子どもたちの感想> ・しゃきしゃきっとした歯ごたえがあった。 ・かじった瞬間、甘い汁がじゅわっと出てきた。 ・やわらかくて皮までおいしく食べることができた。 ・これからも出してほしい。 給食では、1月まで合わせて6回、新鮮なとれたてりんごを提供していく予定です。お楽しみに。 ♪きょうの給食 (9.28 大豆入りキーマカレー)
9月28日の給食では、初めての「大豆入りキーマカレー」が登場しました。「キーマ」とは、ヒンディー語(インドの公用語)で「細かいもの」という意味で、キーマカレーは、ひき肉を使用したカレー料理のことをさします。インドでは、レンズ豆、ひよこ豆、グリンピースなどを使うことも多く、今回の給食では、カルシウム、鉄分、食物せんいなどの栄養素が豊富に含まれている「ひきわり大豆」(写真下)を初めてカレーライスに加えてみました。
ひきわり大豆は、大豆をゆでてからくだいたもので、今まではツナと合わせた「ツナ大豆そぼろ」(今月23日にも登場予定)として給食に使ってきました。子どもたちが苦手とする大豆もひきわりにすることで、おいしく食べることができたようです。 <し好調査をしました!> 調査数:591人 *すき:420人(71%)、ふつう:130人(22%)、きらい:41人(7%)でした。 すきな理由としては、「カレーがすき」が最も多く、「いろいろなものが入っているから」「甘くておいしい」「具が細かく切ってあって食べやすい」などがありました。 大豆に関しては、「大豆が入っていておいしい」が101人、「大豆が入っているからいや」が31人と概ね好評だったといえそうです。 今、家庭用の「ひきわり大豆」も市販されています。「粒の大豆はちょっと苦手」という人も、ひきわり大豆ならおいしく食べることができるかも知れませんね。いろいろな料理に挑戦してみましょう。 ♪きょうの給食 (9.21 月見の行事献立)
旧暦の8月15日は、十五夜や中秋の名月といって、月が美しくみえる時です。いもやだんごをそなえたり、すすきを飾ったりして月を鑑賞する風習があります。今年の十五夜は9月24日です。
給食では毎年、この日に合わせて『月見の行事献立』を実施しています。今日の献立はさといもとだんごを使った「鶏肉とさといもの煮もの、豚肉とキャベツのいためもの、みたらしだんご、ごはん、牛乳」でした。煮ものには、愛媛県産のさといもを23kg使いました。みたらしだんごは冷凍の白玉だんごに甘辛いたれをかけました。 子どもたちからは給食室のサンプルを見るなり、「うわっ、おいしそう!」「だんごや!」との歓声がたくさんあがっていました。 月見におそなえする「月見だんご」は、関西と関東で違うということをご存知でしょうか(3枚目の写真)。各ご家庭ではどのような月見の行事をされますか?しかし、3連休の天気が少し心配です。どうか、美しい月を見ることができますように・・・。 (3枚目の写真は少年写真新聞社の給食ニュースの一部です。) ♪きょうの給食 ( 9.14 ぶどう<巨峰>)
ぶどうは世界中で最も多く生産されている果物です。世界の生産量の約80%がワインの原料として消費されているのに対し、日本では栽培されたものの約90%が生食用です。
給食では毎年9月に2回、旬の果物として香りも豊かな「巨峰」を使っています。今日の給食では、長野県から50kg(房にすると100房程度)が届きました。巨峰の皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。また、ぶどうの果糖やブドウ糖は、疲労回復効果が高いので疲れた時に食べるといいですね。 <子どもたちの感想> *皮が少し苦かった(渋かった?)けどおいしかった。 *甘さと酸っぱさのバランスがよかった。 *果汁がたっぷりでおいしい。 *実がパンパンに詰まっていて、食べごたえがあった。 最近は皮まで食べることができる品種のぶどうに人気があるようです。ぶどうの国内生産量は、1位:山梨県、2位:長野県ですが、なんと大阪府は7位だそうです。(平成29年産農林水産省のデータより) 給食での巨峰は、9月28日にもう一度食べることができますのでお楽しみに。 |