♪きょうの給食( 2.14 干しずいき)
みなさん、「ずいき」って知っていますか?さといもの葉柄(葉についている茎のような部分)を食べる野菜のことです。茎の赤い「紅ずいき」は泉州地域を中心に栽培され「なにわ特産品」の一つです。夏が旬の野菜です。
干しずいきは「いもがら」「わりな」とも呼ばれ、ずいきの皮をむいて水にさらした後、乾燥させて作ります。昔から、保存食として利用され、煮もの・汁ものなどに使われます。食物繊維の他、カルシウムや鉄を多く含んでいます。給食でも、前回の煮ものにかわり、今回はみそ汁の具に使いました。 <し好調査結果>調査人数:639人 すき:332人(52%)、ふつう:188人(29%)、きらい:119人(19%)でした。 すきな理由としては「おいしい」「みそ汁がすき」という理由が大半でしたが、中でも「干しずいきがすき」と答えた人は99人で「シャキシャキした歯ごたえがよい」「ずいきとみそがよく合っていた」という感想でした。反対に「ずいきがきらい」と答えた人も47人いました。 給食は、家庭で食べる機会の少ないレア(rare)な食べものや料理を食べることができる点が大きな魅力ですね!これからも珍しく貴重な食べものをどんどんと出していきますのでお楽しみにしていてくださいね。 ♪きょうの給食(2.7 いよかん)
かんきつ類の中では、みかん(温州みかん)に次いで生産量の多いのが「いよかん」です。果肉は柔らかく果汁が豊富で、甘酸っぱい香りが給食時間の教室いっぱいに広がっていました。
いよかんは、どのように生まれた品種なのかはわかっていませんが、伊予の国(愛媛県の古い呼び名)にちなんで名付けられ、1月から3月に旬を迎えます。皮は厚めですが柔らかく、手でむくことができます。袋の薄皮をむくとよりおいしく食べることができます。 4年生の教室をのぞいてみました。4年生ではさすがに薄皮も上手にむいて食べていましたね。「手がべとべとになったけどおいしかった。」「1個を4つに切ってるんやろ。そしたらこのクラスで何個使ったんかなぁ?」「36人÷4やから9個や!」と子どもたち同士で問題を出して計算する姿も見られました。 本格的な春に向けて、いろいろなかんきつ類が店頭に並び始めました。給食でも「いよかん」の次は「デコポン」、3月には「はっさく」も登場します。よりおいしく食べるためには、皮を上手にむくことができるといいですね。ぜひ、おうちでも皮むきにチャレンジしてみましょう。 新森給食週間 (1.21〜1.25)
しょくせいかつだよりでもお知らせしているように、1月24日は戦後、今のような学校給食が始まったことを記念する「給食記念日」です。それに合わせて、新森小路小学校では1月21日からの週を「新森給食週間」として、給食に関する行事を行いました。
*調理員さんへ感謝のメッセージ(写真:上) 毎日、おいしい給食を作ってくださる調理員さんに「ありがとう」の気持ちを、ひとり1枚ずつのメッセージカードにしたためました。保健室前の掲示板にはっていますので見てくださいね。 *招待給食(写真:中) 2学期には、調理員さんにすべてのクラスに来ていただいて一緒に給食を食べました。「どうしてこの仕事をしようと思ったのですか?」「作るのに一番難しい給食は何ですか?」など、いろいろな質問が飛び交っていました。調理員さんと子どもたちの距離が短くなりました! *給食委員会発表<なかよし集会>(写真:下) 今年度、給食委員会では「残食ゼロの日」と「パンにつけるもの人気ランキング調べ」に取り組みました。1月24日の集会では劇を交えながら全校のみんなに発表しました。すききらいなく食べようという気持ちが高まりましたね。人気ランキングは、1位:バター、2位:いちごジャム、3位:マーガリンという結果でした。 給食に携わる多くの人たちと自然の恵みに感謝して、これからもおいしく楽しくいただきましょう。 ♪きょうの給食(1.23 黒豆の煮もの)
今日の献立は「他人丼、すまし汁、黒豆の煮もの、牛乳」です。「今年一年もまめに暮らせますように…」と1月最後のお正月料理として黒豆の登場です。
黒豆は、皮にアントシアニン系の色素を含むために黒い色をしていますが、栄養成分は一般の大豆とほぼ同じです。関西では丹波産のものが上質で有名ですが、給食では北海道産のものを使いました。給食室では、鉄釜で煮たので、とても良い色に仕上がりました。 明日から学級休業に入る3年2組では、欠席が8人いたにもかかわらずお代わりに殺到し、ごはんもおかずも牛乳も全部からっぽになったからびっくりです! 黒豆の煮ものについて感想を聞いてみました。 *しっかりと味付けがされていて、甘くておいしかった。 *家のおせちに入っていた黒豆はあまり好きではなかったけど、給食の黒豆はおいしかった。 *よくかむと豆の味がしたし、甘さが出てきた。 インフルエンザなどの予防には、うがい・手洗いの励行のほかに、しっかりと食べて抵抗力を高めておくことも肝心です。猛威をふるっているインフルエンザに負けないように、これからも栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。 上手に鉄を摂取しよう!(PTA親子クッキング)
1月19日、土曜授業後の引き渡し訓練終了後、家庭科室でPTA給食委員会主催の「親子クッキング」が開催されました。今回のテーマは私たちの食生活で不足しがちな栄養素の一つである鉄を上手に摂取するための工夫です。
実習は給食の献立をヒントに、家庭でも簡単に作ることができる「大豆入りキーマカレー、変わりオムレツ、切り干しだいこんのピクルス、セサミパンケーキ」の4品でした。皆さん、おなかも心も大満足でしたね。実習後の参加者の感想を紹介しましょう。 <大豆入りキーマカレー> ・レバーのくさみがなく、大豆もたっぷり入っていておいしかったです。 ・ひきわり大豆が便利なので使ってみます。 ・レバーがトロトロでおいしかったと子どもも言っていました。 ・大豆が入っていることで、カレーがとてもマイルドになっていました。 <変わりオムレツ> ・卵とひじきとちりめんじゃこの組み合わせがいいですね。 ・子どもでも作れそうだし、本人も「作る!」と言っていました。 ・朝食の1品として加えたいと思いました。 <切り干しだいこんのピクルス> ・シャキシャキしてほどよい酸味がカレーの付け合わせにピッタリ! ・これはすぐ作ります。 ・お酒にも合いそう。 ・簡単にできてびっくり!煮ものにするよりこの方がよいと子どもも言ってました。 <セサミパンケーキ> ・ごまの風味が効いていた。いつものものにプラスワンするだけで、料理もワンランクレベルが上がるのですね。 ・ひと手間かけるだけで、一風変わったパンケーキになりました。 <全体を通して…> ・子どもと一緒にお料理ができ、とても楽しかったです。このような機会に感謝しています。 ・たくさんの親子が参加していて、楽しそうな様子にほっこりとした気分になりました。 ・違う学年の人と一緒に実習ができて、とてもよかったと思います。 ・まだ子どもに教えてあげていない包丁づかいやフライ返しの使い方などを学べてよい機会でした。 ・子どもたちそれぞれが色々な仕事や手伝いをしていて、家でもこれだけしてくれるとすごくいいなぁ〜と思いました。 この親子クッキングを通して、食べることを大切に思える人が増えることを願っています。今回は43組の申し込みがあり、20組の親子に参加していただきました。選にもれた方、ごめんなさい。これからもいろいろな場面で食への関心を高めていきましょう。 PTA給食委員会の皆様、準備から片付けまでお手伝いいただきありがとうございました。 |