学校再開に向けて
「大阪モデル」クリアで、大阪は、独自に緊急事態宣言解除が進みつつあります。学校も登校日が設置され、学校再開に向けて、少しずつ「日常」を取り戻しつつあります。
しかしながら、学校が再開されたとしても、ワクチンや特効薬が開発されない限り、コロナウィルスとは共存していかなければなりません。マスク着用、手洗いの励行、顔をさわらないようにして手指のアルコール消毒、密を避ける、換気をして密閉しない等を守っていても、敵は見えないウィルスです。どこかで感染してしまうかもしれません。私たちは、「新しい日常」に慣れていかねばなりません。 学校が再開され、以前のように学校滞在時間が長くなっていったときに、コロナ感染が疑われるような体調不良を訴えてくるお子さんがいたときに対応できるように、保健室を改造しました。発育測定や、視力検査などは、工事前で書架などが取り除かれている「図書室」で実施します。今日、大掃除をしました。広い部屋ですので、密になることなく少人数ずつで、測定や検査が実施できるようになりました。 また、保健室をシールドで2部屋に分け、ケガの処置は、保健室ではしなくて、教室や職員室で対応します。シールドは教職員で手作りで仕上げました。体調不良で来室したお子さんは、決められた入り口で、フェイスシールドに手袋をつけた白川養護教諭が対応し、すぐに迎えに来ていただく必要のあるお子さんは、「第2保健室」に変えた「生涯学習ルーム」で看護します。腹痛などで、保健室で休む必要がある人は、シールドの向こうのベッドで休みます。 感染しないことが一番ですが、もしもの場合にも、あわてずに対応できるようにしていきたいと思います。 |