【46期】車いすバスケットボール体験学習会
大阪市長居障がい者スポーツセンターの方を講師にお招きし、感染症対策を講じながら、車いすバスケットボール体験学習を行いました。
日常用車いすと競技用車いすの違いを学び、競技用車いすを使って基本操作にチャレンジしました。 最初は、前に進むのもやっとだった生徒もだんだんと上達しターンもできるようになっていました。そして最後は、ミニゲームを行いました。2チームずつの試合になりましたが、学年全体で盛り上がりながら試合を行うことができました。 今回の体験学習で、「障がい者スポーツは特別なスポーツではなく、いつも取り組んでいるスポーツのルールや用具を工夫しているだけ」ということを肌で感じることができたと思います。 「楽しかった!」という感想で終わらず、次の学びにつなげていってほしいと思います。 大阪市長居障がい者スポーツセンターのみなさま、本当にありがとうございました。 【46期】生徒主体で球技?大会!!晴天のなか4つの競技を行い、年度末の楽しいひとときとなりました。 実は今回は体育委員の生徒だけで企画運営をしてもらいました! 正直、教員団では「うまく行かないことも学びになるだろう。。。(たぶん失敗するだろう)」という思いもありながら子どもたちに委ねてみました。 するとこちらの想像を遥かに超える2時間を見せてもらいました。 体育委員の司会をもとに学年全員が動いている姿にこちらが感動させられてしまいました。 これまでいろいろと子どもたちを「信じて見守る」を心掛けてきたことが身を結んだ時間でした。 とはいえ、運営側の思いを汲み取れずに思い思いに動いてしまう場面も。 このあたりを次へと生かして、よりより自分へと歩みを進めてほしいと思います。 【46期】できないことを探す方が難しいと知って 栗田佳典さんから学ぶ今日は関西NGO協議会事務局長栗田佳典さんから学ぶ時間を持ちました。 栗田さんはNPOテラルネッサンスで地雷・小型武器・子ども兵などの課題解決に尽力されてきた方で、今回の講演もテラルネッサンスでの活動からお話をしていただきました。 現在、ウクライナへの侵略が行われたことで紛争が顕在化しましたが、 実は世界の各地で現在も紛争は起こっています。 栗田さんからはコンゴ民主共和国での経験から語っていただきました。 紛争に巻き込まれる子ども兵の存在や性暴力について、紛争の原因となるレアメタルが私たちの生活に関わっていることなど、写真を交えながらお話を聞きました。 最後には自分たちにできることを事例を交えながら語っていただき、46期のテーマでもある実際に行動する方法も考えるきっかけとなりました。 講演後には、各教室で質疑応答の時間を持ちました。 栗田さんにとって平和ってなんですか? 戦争や紛争が起こる国の共通点は何かありますか? 平和の反対って何だと思いますか? 子供などの市民を巻き込んでまで戦争をする理由は? 子ども兵となった子どもたちの親は彼らを探せなかったのか? 平和のために私たちにできることはなんですか?などなど。 どの質問についても真摯に答えてくださり、その答えに対話的に質問をする子の姿も見られました。 この質疑応答でも示唆に富む言葉をたくさん語ってくださり、子どもたちにとっても学びの深まる時間となりました。 この日までに平和について深く考えてきた46期ということもあり、 講演中のメモの量、質疑応答の質問の質の高さなど、これまでの学びの成果も見れる時間となりました。 今年度の学びは一旦ここで終わりますが、来年度も引き続き探究し、 修学旅行の地で平和に対する自分たちなりの答えを見つけてほしいと思っています。 【46期】平和ってただのシンボルなの?これまでSDGsを学び、実践してきた私たち。持続可能な社会を目指すには避けて通れない平和への学びをスタートしました。 「平和ってただのシンボルなの?」と題した授業では、自分たちなりに「平和」を考えてみました。 1 自分なりに平和とはから続く4つのセンテンスを作る 2 グループで共有し、対話しながらグループでの1文を作る 3 全体で共有し、お互いに質問する 4 もう一度自分なりの平和とはの1文を作る いざ、平和とはと聞かれるとなかなか答えはすぐにはでません。自分とは違う意見がグループワークの中で見つかることで、平和といっても一つの確かな答えはなかなかないのかも知れないという学びを得ていたようです。 グループワークの対話では、それぞれにそれぞれの平和への思いがあり異なること、幸せと平和を混同しないこと=幸せは個人の価値観で平和は全員での合意、平和は一時のものではなくて持続的なものでなければならないこと、平和を目指す営みこそが平和への道であること、そしてなによりも全員が感じていたのは平和を作ることの難しさでした。 次の時間には、戦争・紛争・暴力に関しての言葉を学び、どれに感動・非道・平凡・示唆を感じたのかを共有する時間を持ちました。 正直、それぞれの言葉が難しいことから深まらないかなぁと思いましたが杞憂となりました。 あるグループでは「こう言う学びを6時間したい!」との声が出るほどでした。 時間がもっとほしいーという声で溢れ、うれしい反省となりました。 昨今の社会の情勢もあり、非常に主体的に対話してくれている姿に平和への希望が見える思いでした。 今後もこのカリキュラムは進んでいきますが、自分たちなりの平和への道を探究して行ってほしいと思います。 (このカリキュラムはカナダのCultivating Peace in the 21st Centuryという平和学習のカリキュラムを参考にし実施しています。) |