3つのD!「我慢して生きるほど人生は長くない」(鈴木祐介 アスコム)より、 「自己肯定感」を得るために欠かせないものがあります。それは、「自分を一方的にジャッジせず、自分の欠損や欠点を認めてくれる、信頼できる他人の存在」です。(中略) ・1人でも2人でも、自分を欠点ごと受け入れてくれる、信頼できる他人がいること(他人への信頼) ・そのような他人が存在する「世界」そのものを信頼し、世界とのつながりを感じ、「世界は決して怖くない」「自分は世界とつながっており、1人ではない」と思えること(世界への信頼) ・そのような他人と世界の存在をよりどころにし、「自分は自分であって大丈夫」という、自分自身への信頼感を抱くこと(自分への信頼) この3つが、必要不可欠なのです。 「信頼できる他人」の代表こそが、親や家族です。そのためには、親が子どもをむやみやたらにジャッジしたり、子どもに一方的にルールを押しつけたりせず、欠損や欠点も丸ごと受け入れ、愛し、「あなたはあなたのままで大丈夫」と伝えることで、子どもの中に、自分自身に対する信頼、「親」という他人に対する信頼、世界に対する信頼が生まれ、自己肯定感が育まれるのではないでしょうか。 教師である他人の私たちにとっても、同様のことが言えます。だからこそ、長原小学校の子どもから学ぶ大人の「3つのD(大丈夫?どうしたん?どうしたい・どうする?)」を大事にしていきたいです。子どもたちを丸ごと愛しましょう! |
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