当事者意識その2昨日の続き・・・ (「自分には無関係だと考える、他人事と考える」場合) 当事者意識が低い人は、指示された仕事に対しても「上司に言われたからやっているだけ」と考え、他人事として捉えています。 反面、当事者意識が高い人は、仕事に創意・工夫を重ね、「より良い結果」を求めます。 (「失敗したときに言い訳・責任逃れをする」場合) 当事者意識が低い人は、仕事でミスや失敗をしたときに言い訳や責任逃れをする傾向があります。 「面倒なことに巻き込まれたくない」という意識が強く、積極的にトラブルの解決に動くことをしません。自分のミスを素直に認めない人は、周囲から信頼を得ることはできないでしょう。 反面、当事者意識が高い人は素直に自分のミスを認め、周囲に謝罪します。トラブルに対しても、誠意をもって自分ができ得る限りの対処をするでしょう。 こうした責任感が信頼につながり、やがて大きな仕事を任されるようになるのです。 本校のめざす大人のチームのひとつ、「子どもから学ぶ大人」にとって大切なことは、「自分で考える」こと、「謙虚」なこと、「素直」なことです。大人だって知らないことはあります。子どもの方が大人の知識や感性を越えることがあります。「子どもだからわからないだろう」とか「子どもだから無理」と決めつけずに、常に子どもから学ぶ姿勢が大切です。また、大人でも間違うことはあります。そんな時は素直に失敗を認めて、相手が子どもでも正直にやり直す姿を見せることです。言い訳や責任逃れすることなく、「当事者意識」を持って子どもに対峙し、信頼関係を築いていくことが大切です。 |
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