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子どもから学ぶ大人って・・・

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令和5年12月24日(日)週末コラム
「おやこのミカタ」より、木村泰子さんの言葉

Q.子どもに学ぶために、大人は何をすれば良いでしょうか。

子どもに学ぶには、子どもとの対話が必要です。子どもとの対話は、大人がまず、子どもの話を黙って最後まで聴くことです。しかし、親は子どもの話を聴いていると、だんだん腹が立ってきます。そして親は腹が立つと、先生と一緒で、子どもに教えたがる。
 子どもが話している途中で、親はつい、「それってでもさ、あんたがさ、そういうことするからあかんねん」などと言ってしまう。でも、子どもの話を聴き、黙って「うんうん」とうなずくだけで、後は何にも言葉に出さなくて良いんです。「先生なんか死んだらええ」とか言われても、「うんうん」と聴いているだけ。最後まで大人に安心して話すことができたら、子どもは必ず最後には「でもさあ、やっぱり、俺がこんなんせえへんかったら、先生もこんなん言えへんかってんけどな。悪いっちゃぁ、俺が悪いねんけどな」なんて言う。
 子どもは必ず自分の正解を持っています。子どもが自分の正解を話してきたら、そのときに「あんた偉い。ちゃんと自分でわかって、自分の答え出してるやん。すごいな。大したもんやな」とほめることができる。大人が子どもと対話するときに必要なのは我慢して最後まで聴くことです。(中略)
 自分は大人で子どもは大人よりも不利な状況にあるんだっていう当たり前を受け入れること。難しければ、ただ子どもを最後まで、「絶対こいつは分かってる」と信用するだけでも良いんです。子どもは大人に信用をされたら、悪態をついていても、自分が本当に困ったときに「助けて」と絶対言ってくれる。




どうでしたか?「教える」から「学ぶ」とは、まさにこのことです。子どもの声を最後まで聴くこと、そして、子どものことをとことん信じ切ることです。

子どもは弱者である!
子どものことをわかった気にならない!
子どものことをわかろうとする自分になる!

「子どもから学ぶ大人」とはまさに、そんな大人たちのことです。
 こんな偉そうなことを言っている自分ですが、これまでも数々の失敗をしてきました。子どもを疑ってしまったり、信じきれなかったり、最後まで話を聴いてあげられなかったり、きっと、その時の子どもたちには辛い思いをさせていたと思います。その度に、自分自身の「やり直し」をしてきたつもりです。
 今一度、このコラムを読みながら、自分の言動を見つめ直したいと思いました。
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