卒業式の前日、夜遅くまで６年生の３つの教室では、卒業式の朝、教室に来た子どもたちを迎えるために、黒板にメッセージや絵を描き込んでいました。当日の朝、教室の入った子どもたちもきっと驚きと喜びを覚えたことでしょう。
　保護者の皆様は、このすばらしい黒板アートを目にされていないので、ホームページで紹介させていただきます。

　６年生は、午前中に卒業遠足。そして、６時間目には学校中の大掃除で、最後の奉仕活動を行いました。決められた分担場所を雑巾や箒できれいにしていきますが、窓のさんや普段はしないようなところまで、気持ちを込めてきれいにしていました。

　延期となっていた卒業遠足は、日付を３月１７日の卒業式の前々日に、行先を城北公園に、時間を午前中のみに変更して行いました。
　天気は最高で、外遊びをするには絶好のコンディションとなりました。城北公園までは徒歩で２０分ほどで着き、公園ではまず、学級対抗のスポーツ大会です。ボール転がし競争やリレー、長縄などを各学級で競い合いました。その後は、学級ごとに遊びました。私も寄せてもらって遊びましたが、最後の最後に楽しい思い出作りができました。

　講堂では、６年生が卒業式の練習をしていました。ただし、今は３クラスが集まっての練習ではなく、１クラスずつでの練習でした。
　自分の席から、卒業賞状を受け取るために、台に上がり、将来の夢やこれからの決意などを表明し、賞状を受け取り、席に戻るまでの一連の動作を練習していました。
　コロナ対策で、例年とは違うことが多いですが、思い出に残る卒業式になればよいと思います。

　３月１９日の卒業式に向けて、今日から卒業証書の押印作業を進めています。卒業証書には、３種類の印があり、一つずつ押しては乾かしていきます。印を押す位置は、専用の器具があり、全員が同じ位置になるようにしています。
　作業をしている部屋は、すべての印が乾いて、校長室の金庫に証書を保管するまでは、立入禁止となります。