さて、話の続きは?
どういう人が宇宙飛行士に適しているかというと、時間切れで終わった後、「これ持って帰っていいですか?中途半端で終わると気持ちが悪いので、持って帰って完成させたいんです。」という人だそうだ。
ところで言いたいことは宇宙飛行士の適性の話ではない。 ある人がジグソーパズルの1個のピースを手にした。それはシマウマの頭の部分の絵柄だった。次に手にしたピースはシマウマの首の絵柄だった。 「これはここだ!」喜んでそれを頭のピースの横にはめ込む。ぴったり合うとうれしいので、またその隣のピースを探し求める。 ところが次に手にしたのは黒一色のピース。どの部分なのか全くわからない。もし、完成図が分かっていれば、そのパズルを完成させるのに必要なピースであることは分かるのだが、完成図のないパズルだったら、それがパズルの一部分であることすらわからない。 「賢者の書に」登場する主人公の少年は「賢者」から教えられる。 「大きな絵、つまり大きな夢を思い描く。そしてその夢の実現のために行動を起こす。行動の結果、手に入るものは失敗でも成功でもない。絵を完成させるために必要不可欠なピースの一つである。」と。 1個のピース(行動の結果)は、自らの思い描いた絵を完成させるためにどうしても必要なのだ。絵が完成したときに、あのわけの分からなかったピースがどこでどう使われているのかがようやく分かるんだ。あのつらい経験がここに使われることになっていたんだな。あの失敗がなかったら、ここを埋めることができなかったんだな、といった具合に。 特別支援学校の紹介 東住吉特別支援学校 難波特別支援学校 難波特別支援学校 |