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いじめについて考える日 〜 美点凝視

今日は大阪市の全小中学校で「いじめ」について考え、向き合う日です。
そこで、校長先生の小学校の時の体験談を話します。

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Aさんは鼻水がとまらない病気でした。
いつも鼻水を出しているAさんを見て、周りの人は心ない言葉をかけていました。
その様子をみていた校長先生は…。
何もすることができませんでした。
Aさんを助けることも…。
周りの人に「やめよう」と注意することも…。

そんなAさんは、きっといやな気持になったと思います。
でも休み時間になれば、「一緒に遊ぼう」と率先して声をかけるのもAさんでした
Aさんは友だちをいつも大切にしていたのです。
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もしみんながAさんだったらどんな気持ちになるでしょう。

下の図を見てください。
左側は下があいていますね。では、右側はどうでしょう。
あいているところがない(もしくはわかりにくい)ですよね。
人は目立つ部分に目が行きます。
でも目立たない部分には、意識を向けないと気づかないことが多いのです。

「目立つ部分(鼻水)」にのみ視点がいってしまうと、「目立たない部分(友だちを大切にする人)」という良い部分に視点が行かなくなるのですね。
相手の良いところに意識的に注視することを『美点凝視』といいます。
『美点凝視』ができれば、Aさんへの対応も変えることができたかもしれません。

相手の良いところを意識してみつけ、それを伝えあう。
それができれば、いじめも減り、楽しい学校生活になるのではないかなと思います。


※5月8日(月) 児童朝会 校長講話「いじめについて考える日」
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小学校行事
5/9 家庭訪問(B校時5時間) 聴力検査5年 
5/10 家庭訪問(B校時5時間) 聴力検査4年 移動図書館
5/11 家庭訪問(B校時5時間) 聴力検査3年 EA
5/12 家庭訪問(B校時5時間) 聴力検査2年 EA
5/15 心臓検診1年 遠足6年

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