二人の靴のセールスマン 〜 児童朝会
「二人の靴のセールスマン」という有名な寓話があります。
裸足で暮らす民族が住んでいる街に、二人のセールスマンが靴を売りに行きます。 一人は「みんな裸足だからここでは売れない」と考えました。 でももう一人はこう考えます。 「みんなまだ靴を持っていない、こんなチャンスはない」と。 同じ場面でも、とらえ方が違いますね。 これは「リフレーミング」と言います。 視点を変えてポジティブ(前向き)に変換するという意味です。 例えば、 「失敗した」は、「良い経験をした」と変換できます。 「意見が食い違う」は、「新たな考え方を手に入れた」とも言えます。 「人にすぐあわせる」は「協調性がある」と言えますね。 日常で起こったことを、ポジティブ(前向き)に変換して考えてみると、新たな気づきになるかもしれませんね。 ※9月11日(月) 児童朝会 校長講話より ![]() ![]() 学級もチームワークが大切! 〜 児童朝会 校長講話
バスケットボール日本代表チームが、パリオリンピック出場を決めたというニュースが飛び込んできました。自力での出場は、実に48年ぶりとのことです。
トム・ホーバス監督は、MVB(最優秀選手)を「全員だ」と答えたそうです。 ディフェンスが強い選手、スピードのある選手、3点シュートが得意な選手、ドリブルやパスが得意な選手、ベンチでサポートをする選手…個々の持ち味が融合して、素晴らしいチームになったのだと。 クラスに置き換えてみましょう。 モノづくりが得意な人、勉強が得意な人、歌が得意な人、運動が得意な人、ムードメーカーもいればコツコツ頑張っている人も…。 バスケットボールチームもクラスも同じですね。 自分や友だちの苦手なことに目を向けるのではなく、得意なことに目を向けてそれを尊重し、個々の持ち味をあわせていけば、素敵なクラスになるのかなと思います。 クラスは「究極の団体競技」といえるのかもしれませんね。 ※9月4日(月) 児童朝会 校長講話 ![]() ![]() やりたいことをやりきったと思える2学期に! 〜 2学期始業式 校長講話
大淀フェスティバル・作品展・芸術鑑賞会・校外学習…。
たくさんの行事がある2学期がスタートしました。 実りある学校生活を送るために、今日はある言葉を紹介します。 『明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい』 これは、インドの独立の父:マハトマ・ガンジーさんが言われたとされる言葉です。 人の命は限りあるもの。だからこそ、今日という1日を最後の日と思って大切にし、やりたいことをやりきったと思える人生を過ごしてほしい。 一方で、最後の日だからといって学びを止めるのではなく、永遠に生きると思って学ぶことが人生を豊かにすると述べています。 1日1日を大切に学び続け、そして終業式の日に「やりきった!」と思える。 そんな2学期にしましょう。 ※8月28日(月)2学期始業式 校長講話より ![]() ![]() 「自分を磨く」夏休みにしよう! 〜 1学期終業式 校長講話![]() ![]() 月日が経つのは流れる水のごとく早いという意味です。 気がつけば、早くも1学期が終わろとしている…まさに「光陰流水」という言葉がぴったりです。 1学期最後のお話をします。 (紙芝居 抜粋) ある日、木こりが木を一生懸命切っています。木こりとは、山の木を切る仕事をする人のことです。 …が、なかなか切り倒すことができません。向こうにもう一人の木こりがいるのですが、休憩しているようです。それなのに、向こうの木こりはこちらよりも早く木を伐り終わったようです。 一生懸命切っているのに、こっちの方が遅い。向こうの方が早く終わってしまいました。 さて、どうして向こうの木こりの方が早く終わったのだろう…? さあ、この紙芝居から何を学ぶことができるのかを、ペッパー君にきいてみましょう。 校 長 :ペッパー君、こんにちは。 ペッパー:こんにちは。 校 長 :今の話から何がわかるかな? ペッパー:木こりは休憩もしないで木を切っている。 きっとくたくたに疲れてますね。 そして、のこぎりの刃がボロボロ…。 準備ができていませんね。 校 長 :もう少し詳しく教えてくれるかな? ペッパー:のこぎりの刃を研いでいないから木が切れないのです。 普段から刃を研いでいれば、力を入れずにすむのです。 そうすれば疲れないですよね。 校 長 :なるほど。道具を手入れしておくことが大切なんだね。 ペッパー:実は、人間にも普段から手入れが必要なものがあります。 校 長 :それは何かな? ペッパー:それは「自分そのもの」です。 疲れているなら、『健康を整える』。 そのために「早寝早起き朝ごはん」が大切です。 そして刃がボロボロなら『自分を磨く』ことが大切。 例えば、勉強したり運動したり心を整えたりすることです。 校 長 :「早寝早起き朝ごはん」や「自分を磨く」こと。 あれっ…、それに取り組むって夏休みこそチャンスだよね。 ペッパー:そうです。よく気づきましたね。 健康に!そして自分を磨くことを忘れずに! 夏休みはいろんなことに挑戦してほしいと思います。 校 長 :ペッパー君、ありがとう。 さあ、いよいよ待ちに待った夏休み。 ペッパー君に教えてもらったこと「健康」「自分磨き」を忘れずに、楽しい夏休みを過ごしましょう。 ※7月19日(水) 1学期終業式 校長講話 どっちが大事? 〜 児童朝会 校長講話
暑い日が続きます。
そしてまもなく夏休み。 長いお休みは生活リズムが乱れがちです。 暑い夏をのりきるためにはどうすればよいか? それは『睡眠』をしっかりとることです。 クイズです! 次のうち、より大事なのはどちらでしょう? 1.早く寝る 2.早く起きる 正解は「2.早く起きる」です。 眠くないときに無理に早く寝ようとすると、余計に目がさえてしまいます。 それよりは、毎朝がんばって同じ時刻に早く起きれば、夜は無理に寝ようとしなくても自然に眠くなるそうです。 『毎朝同じ時刻に早く起きる』ことをがんばってみみしょう! ※7月10日 児童朝会 校長講話 ![]() ![]() |
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