PTA新聞 第8号 「10/29 ふとん太鼓 子ども編」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 少し肌寒い風が吹く日曜日の午後。 子どもたちの元気な声が鷹合の街に響き渡りました。 豊作と満月を祝う「ふとん太鼓」。 江戸時代に氏子が貴重品だった布団を運んでいた事が由来だそうです。 今年は、幼児も含めて73人が参加しました。 ねじり鉢巻きを巻いてもらいながら、お揃いの法被をまとい気合は十分。 御神体に続いて登場した、高さ3m以上あるふとん太鼓は、迫力満点。 鷹合公園を出発し、 大人の指示に合わせて、スピードを調整しながら たるまないように綱を曳きます。 途中で、曲がってしまいそうになるたび、軌道修正。 1番前を担当する子どもたちは、 「綱が手に食いこむ」「重いよ〜」と言いながらも必死に引っ張りました。 嬉しそうに鐘を鳴らすのは、小さな曳き手さん。 そして、上で太鼓を叩く3〜6年生は 講堂での練習の成果を見せました。 近鉄沿線を歩き、半分を過ぎると徐々に疲れが見え始めます・・・。 中には寝そうになりながら歩く幼児も。 そのたびに、再びワッショイと声を張り上げ奮い立たせました。 そんな子どもたちの姿は、沿道で見守る人たちを元気にしました。 「孫が叩いている姿を見て感動しました」という男性。 一緒にきていた 91歳のひいおばあちゃんは、感極まりながら拍手をおくり続けていました。 ゴールは再び鷹合公園。歩き切った鷹合っ子の勇姿に拍手が送られ、 子ども達はご褒美のお菓子を受け取りました。 4年生男子「太鼓を叩く時手が痛かったけど、お菓子が楽しみ。」 3年生女子「前の人の足を踏みそうになったり、大変だったけど楽しかった。」 疲れが吹き飛んだのか、公園で再び遊び始めた子どもたちです(笑)。 PTA新聞 第9号 「10/29ふとん太鼓 大人たちの緊急特命編」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ふとん太鼓を曳く子ども達の裏には、子ども以上に真剣な大人たちの姿があった。 14時。練り歩きスタート。 子どもたちのそばを歩くが、速度コントロールになかなか慣れない。 御神体を引っ張る男性は、「子どもたちの分まで力を出さねば」と 早くも汗がこぼれた。 長くなった行列。後方は、前の様子がわからないため、情報共有が重要。 ふとん太鼓の一番上から「もう少し右や、今度は左や〜」と指示が飛ぶ。 いつの間にか曲がっていく子どもたちを慌てて修正する。 その横を太鼓の交代の調整係が、慌ただしく走る。 太鼓を子どもたちが叩くと、一緒に口ずさむ。 途中から「ワッショイ」と声を出そう!と気持ちをのせていく。 特に大変な『やりまわし』は、この道10年の男性の重要任務。 台座の下に入れた梃子を操りながら、旋回のたびに調整する。 持ち上げる時は力いれるが、下げる時はゆっくりなのは、 ふとん太鼓が揺れて、子どもが落ちないようにするためだ。 しんどくないか聞いてみると、 「難しいとかではなく、最後は自分で感じるんや、挑戦や。」 そう笑いながら、梃子に力を込め、額の汗を光らせた。 「バイクが通ります!」「車通ります!」。 細い道や車道は子ども達のギリギリそばを自転車などが通過する。 緊張が高まる瞬間だ。 子どもたちが車に当たらないよう、大人たちは無意識に 手を広げて守っていた。 一番前で子どもを誘導したり、道路で誘導するスタッフは、 すれ違う人や車にも頭を下げる事を忘れなかった。 地域の協力なくして、祭りはできないからだ。 ゴールまであと少し、疲れてきた子どもたちを最後まで 励まし続けた。ラストスパートの「ワッショイ」の大合唱では、 自分たちが元気をもらった。 15時40分。鷹合公園に到着。大人たちにもようやく笑顔がこぼれた。 八木沢会長 「ケガなく、多くの小さな子ども達も最後まで歩ききれて良かったです。地域の皆様ありがとうございました。」 小松校長先生 「太鼓のリズムが練習どおりにぴったりできて、私も嬉しくなりました。 みなさんお疲れさまでした。」 任務終了!とはいかず、再び遊び始めた子どもたちを横目に、後片付けに励むのであった。 鷹合ひろば 第7号「もうすぐふとん太鼓! 本番は10月29日(日)」![]() ![]() ![]() ![]() 鷹合の街を練り歩くふとん太鼓を12日後にひかえたこの日。 講堂で、太鼓の練習に励む3〜6年生の姿がありました。 教えて頂くのは、元PTAの河合さんです。 ふとん太鼓が途絶えた1967年。 当時5年生だった河合さんは叩き手をしていました。 12年前に復活した時、叩き方を知っていたのが 河合さん含む2人だけ。 それ以来子どもたちに伝え続けています。 そんな河合さんの動きを、 子どもたちはしっかりと見つめます。 さっそく太鼓を打つ・・・・前に、まずは手拍子でリズムをとり、 膝打ちです。片手で叩き、さらに両手を使って 基礎を学びました。 バチの握り方を教わり、いよいよ実際に打ちます。 緊張ぎみな子どもたち。 しかし、4人で向い合いながら、音を響かせていくたび、 やる気がみなぎります。 2日後の練習では、だんだん慣れてきたのか、 叩くスピードが速くなりました。 体にタイミングを覚え込ませてゆきます。 順番待ちの間は、舞台のヘリを叩きながら 口でリズムを刻んでいます🎵 3日間の練習を終え、意気込みは? 6年生 「鷹合地域の伝統行事なので、下の学年に受け継げるよう頑張ります!」 5年生 「ふとん太鼓のリズムを間違えると、伝統に傷をつけてしまうかもしれないと、少し心配だけど、精一杯頑張ります!」 4年生 「祭りを盛り上げるために、誰よりも力強く、去年の経験を活かしがんばります!」 3年生 「初めてでドキドキするけどがんばります!」 ふとん太鼓は10月29日(日)。 午後2時から 鷹合神社を出発し、近鉄沿線などを練り歩きます。 当日は、27人の叩き手の他、 曳き手も活躍します!ちいさな子たちも頑張ります🎵 迫力満点のふとん太鼓と一生懸命な子どもたちを 見かけたら、ぜひ応援をお願いします。 鷹合ひろば 第4号 「運動会 前編」![]() ![]() ![]() ![]() 第73回鷹合小学校運動会が開催されました。 今年のめあては、 『がむしゃらに燃えろ!一番星の運動会!』です。 コロナが第5類感染症へ移行になり、 今年は大きな制限のない運動会となりました。 初めての運動会を迎えた1年生!! 個人走では、元気いっぱいにスタートを切り、 最後まで精一杯走り抜ける姿に みんなが笑顔になりました。 3年生の"Powerful hurricane!"は、 長い棒を4人で運んでコーンを2回まわり、 ゴールで待つ仲間につなげていく競技。 回転する時は、中心の子がしっかりと支え 外側の子は一生懸命走らないといけませんが、 素晴らしいチームワークを見せてくれました。 2年生はSMAPのSHAKEに合わせた ポンポンを使ったダンス。 動きも揃っていて練習の頑張りが伝わってきます。 最後のグループごとのキメのポーズも素敵でした。 4年生の"Enjoy!ケセラセラ!"の団体演技では、 キュートなダンスに始まり、4色(赤·青·黃·緑)の旗を 使ったフラッグダンスではダイナミックな旗振りと 息の合った見事な集団行動に魅了されました。 鷹合ひろば 第5号 「風船に願いを」![]() ![]() ![]() ![]() 願い事を書いた短冊を付けた風船を飛ばす、 バルーンリリースの行事を行いました。 昨年は11月の日曜参観時に行いましたが、 もっとたくさんの保護者の方に見て頂きたい という思いから、PTAと学校の協力の元、 今年は運動会の休憩時間に開催となりました。 子どもたちは、 世界平和や世界中の人々の幸せなど それぞれの願いを込めた短冊を事前に作成し、 準備は万端。 うまく風船に短冊を結べない友達がいると みんなでサポートし、協力しながら短冊を結ぶ姿が 印象的でした。 スマイルが描かれた色とりどりの風船をユラユラ 浮かせて、ニコニコ顔で教室から出てくる姿を 見ていた保護者も、思わず顔がほころんでいました。 ちなみに、この風船は土に還る素材で作成された サスティナブルな風船です。 子どもたちも安心して飛ばせるように考えられています。 晴れ間の少ない曇り空の天候ではありましたが、 たくさんのカラフルな風船と笑顔の子どもたちで、 運動場はとても素敵な空間に。 校長先生の「10.9.8.....」カウントダウンの後、 空に向かって風船を飛ばします。 今年用意された風船は600個。 カラフルな風船が空を埋め尽くし、 風に乗って飛んでいく様は、圧巻の景色。 風船に向かって「さようなら〜」と手を振る子もいて、 保護者も拍手でそれを見送ります。 早速、京都や滋賀からメッセージが 届いたと連絡があったそうです。 この景色は子どもたちや保護者にとって、 素敵な思い出として刻まれることと思います。 |