6月、植物たちが元気いっぱい!
6月に入り、気温も上がり、日差しも強くなってきました。そんな陽気な天候に合わせ、小学校の植物たちも元気いっぱい、ぐんぐんと成長し、様々な変化を見せ始めています。
インゲンマメは、緑色の葉っぱの間から、ピンクの鮮やかな花を咲かせ始めました。さらに、緑色の細長いさやがあり、中にはぷっくりとした豆が実り始めています。これから、毎日観察することで、さやが大きくなっていく様子や、豆がどのように成長していくのかを見ることができそうです。 ホウセンカは、真っ赤や鮮やかな紫、白など、様々な色の花を次々と咲かせています。花びらは薄くてすき通っており、太陽の光に照らされてキラキラと輝いています。大きな花びらが太陽に向かって開いている様子は、とても見事です。ホウセンカの花は、朝に開き、夕方にはしぼんでしまうので、1日を通して花の様子を観察するのも面白いです。 1日の気温変化をグラフで探る!端末を使ってたくさんのデータをグラフに表すと、あれよ、あれよと気温の変化が一目瞭然!グラフを見ているうちに、いろいろな発見が飛び込んできました。 「朝・夕は気温が低くて、昼は高いんだ!」 「太陽が出ている時間は気温が高くて、夜になると低くなるんだね。」 「曇りの日は、晴れの日より気温の変化が小さいみたい。」 クラスみんなでグラフを共有し、意見を交換することで、1日の気温変化についてさらに深い理解を得ることができました。 「太陽の力ってすごいんだね!」 「雲って、気温の変化を和らげる役割があるんだね。」 今回の探検を通して、1日の気温変化が天気や太陽の力と関係していることが分かりました。 雲の神秘が目の前に!用意するのは、ペットボトル、水、そして炭酸キーパーだけ! ペットボトルの中に水滴をつけ、炭酸キーパーでシュッとすると、なんと、目の前にモクモクと雲が現れました! 児童は、まるで魔法にかかったような表情で、その様子を見つめていました。 今回の実験で児童は雲が身近な存在であることを実感できたようです。 アブラナの実を見つけた!理科の授業で、アブラナの実を採って観察しました。アブラナは、数えきれないほどたくさんの実をつけていました。中にはまだ緑色の種があるものもありましたが、黒くなっているものも見つけました。 緑色の種と黒色の種を比べてみると、黒色の種の方が少し硬くなっていました。きっと、黒色の種の方が成熟しているのでしょう。 アブラナの実を触っていると、小さな種がポロポロと落ちてきました。種はとっても小さくて、まるで砂粒のようでした。 アブラナの実から種を取り出すのは、とても楽しい作業でした。小さな命の始まりを見ているようで、なんだかワクワクしますね。 鉄が燃える!?6年生の理科の授業で、私たちは驚きのある実験を行いました。鉄は燃えにくい物質ですが、ある工夫をすることで、なんとチャッカマンの火で燃やすことができるのです。鉄が燃えにくい理由は、酸素と反応しにくい皮膜に覆われているからです。そこで、この皮膜を取り除くために、鉄の形状を工夫したものを使いました。 火をつけると、スチールウールは赤く熱くなり、パチパチと音を立てながら燃え上がります。まるで線香花火のように、火花を散らしながら明るく激しく燃える様子は、とても見応えがありました。 燃焼物質の種類や状態によって、燃え方や燃焼の速さが異なることを学びました。普段は燃えない鉄が、工夫次第で線香花火のように燃えるという、驚きと発見に満ちた実験でした。この経験を通して、燃焼の仕組みについてより深く理解することができ、科学の面白さを改めて実感しました。 |