卒業生を送る会3月8日に、土曜授業として「卒業生を送る会」を開きました。 子ども達は、一生懸命に準備をして、大好きな6年生のために合唱や合奏、絵本読みなどに取り組み、心をこめた言葉とプレゼントを送りました。 6年生はそれに答えて、手作りのぞうきんと図書館の本のカバーを活用したしおりをプレゼントしてくれました。 この会は「敷津小のリーダー」のバトンが、6年生から今の5年生に引き継がれる場でもあります。 5年生たちは「よしもと新喜劇・3年B組しげぞう先生」を生き生きと演じ、6年生だけでなく全校児童や大人達を爆笑させていました! そして、司会やゲームの進行もすばらしく、最後のあいさつでは「敷津小のリーダーとしてがんばります。安心して卒業してください」と力強く宣言し、頼もしい姿をたくさん見せてくれました。 お手本としてがんばってきた、6年生と過ごすのも残りわずかです。 さすがだな、と思ったのは、4年生の合奏の時に6年生から自然と手拍子が起き、それが全員に広がっていった場面でした。 在校生の思いをしっかり受け止める、聞く態度。 演奏している後輩を盛り上げようとする、優しい気持ち。 最後に、在校生に向けて自分たちで考えた朗読劇を演じてくれました。敵対していた2つの村が、助け合って1つの村になる……ストーリーやセリフの中に「小さな学校・大きな家族 チーム敷津」のいいところを引き継いでほしいという思いが、こめられていました。 全校児童に教職員も一緒になった「集合ゲーム」では大盛り上がり! 「同じ月に生まれた人」「同じ科目が好きな人」とお題が示される度に、5・6年生が大きな声で下の学年を誘導し、声をかけてグループを作っていました。 最後は「たてわり班で集合!」と号令がかかり、この1年を過ごしたグループが集まりました。「集まったので、6年生にお礼を言いましょう」と、口々に在校生たちがたてわり班の6年生に「ありがとう」を伝え、素敵な卒業生を送る会となりました。 基本は、在校生全員が6年生を送るための会ですが、土曜授業に設定したので保護者の方へも公開いたしました。 3人目のお子さんを卒業させる保護者の方には、 「12年間通わせてきて、初めて『卒業生を送る会』を見ることができました。とても温かい会で、感動しました。」 との言葉をいただき、うれしく思いました。 教職員と見学の保護者の皆様とで、「贈る言葉」を歌って6年生を送り出しました。 ひとつ、ひとつ。 行事が終わる度に、さびしく思うこのごろです。 卒業式まで、あと一週間です。 [担当:校長] |
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