「あすは山の日」 8月10日大阪からは、どの方角を眺めても山を見ることができます。 東は六甲山地と淡路島、西は生駒山地、金剛山地、南は和泉山脈、西は生駒山地と、四方を山に囲まれています。 手軽に「登山」できる山が、大阪市内にあるのをご存知ですか? そう、みなさんご存知の天保山。標高は4.53m。淀川が運ぶ土砂が堆積して大坂市中へ船が入れなくなったため、天保2(1831)年に安治川の浚渫(しゅんせつ)が行われました。その土砂で築山したのが天保山です。 当時は20mありましたが、灯台建設や地盤沈下で現在の高さになりました。今は日本で2番目に低い山となっています。 「山麓」の商店では、無料で「登頂証明書」を発行してもらえます。 天保山からは、対岸の桜島まで無料の渡し船が運航しています。市内には8箇所の渡船場があります。調べてみるのも面白いですね。 付近には、大阪水上警察署や大阪市水上消防署、大阪海上保安監査部などもあり、それぞれが所有する警察用船舶や、消防艇、巡視艇も見ることができます。 【写真上の衛星画像】 Image Landsat Pata SIO,NOAA,U.S.Navy,NGA,GEBCO |