正月の行事献立1大阪市の学校給食では、正月の行事献立で白みそ仕立てのぞう煮が登場します。 ぞう煮の味つけを白みそでつけるのは、主に近畿一円と香川県、徳島県の一部のようです。 同じ白みそぞう煮でも、京都府はぞう煮の具に八つ頭という里いもの親いも用品種のいもを入れたり、奈良県では別皿にきなこを入れて、もちを取り出してきなこにつけて食べたりするそうです。また、香川県ではあんの入ったもちを使った、白みそ仕立てのあんもちぞう煮を食べる地域があります。 大阪府では主に白みそのぞう煮が食べられていましたが、船場では1日目に白みそぞう煮、2日目にすましのぞう煮を食べていたとの話もあります。 ぞう煮は地域によって、角もちか丸もちか、もちは焼くかゆでるか、すましかみそか、いろいろ違いがあります。皆さんのご家庭では、どんなぞう煮が登場しますか? 1月8日の給食では、このぞう煮に「先を見通す」という縁起ものの野菜のれんこんのおかず「焼きれんこん」を組み合わせました。(正月の行事献立の2に続きます) 正月の行事献立21月の給食では、他に黒豆、ごまめ、くりきんとんなどの正月料理に欠かせないおかずが登場する予定です。 また、1月の食はぐくみ通信では正月の行事献立について紹介しますので、ご覧ください。 干しずいきのみそ煮給食では、年に1回程度、この時期に干しずいきを使った給食が登場しています。 ずいきは里芋の葉柄の部分で、「いもがら」とも呼ばれます。 アクが強くえぐみがあるので、もどす際、よくもみ洗いをしたり、水にさらしたりしながら丁寧に下処理をする必要があります。 ずいきはカルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維などの栄養素が豊富で、産後に食べるとよいものとして伝わっている地域があります。 また、籠城した時の非常食として、熊本城の畳や着物などに干しずいきが使われていた、との話もあります。 12月18日の給食では、豚肉やうすあげ、青ねぎなどと一緒にみそ煮にしました。 (2に続きます) 干しずいきのみそ煮 2大阪では、泉州地域、南河内地域で紅ずいきが生産されており、6〜8月には旬のものとして出回ります。 夏には生の紅ずいき、その他の季節には干しずいきを使った料理をご家庭でも召し上がられてみてはいかがでしょうか。 交流給食の様子 1年生と6年生1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生の間で約半数の児童が 入れ替わり、いつもとは違う顔ぶれで給食を食べていました。 献立は「ビーフカレーライス、グリーンサラダ、うずら豆のグラッセ、牛 乳」でした。 1年生の教室では、6年生が給食カレンダーを読み、クイズをしました。 1年生の頃はちゃんと机の中におさまっていた足も、今はおさまらず、 足を外に出して食べざるをえない6年生の児童もいました。 6年生の教室では、反対にいつもより大きな机で給食を食べる1年生の 姿が見られました。 |
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