旬の食べもの2作業には手間がかかりますが、生のえんどうはやわらかく、風味よく仕上がります。 給食では毎年5月にえんどうを卵でとじた「えんどうの卵とじ」が季節のおかずとして登場しています。 児童の中にはえんどう=グリンピースが苦手な児童もいて、食べるのに苦戦していることもありますが、卵と鶏肉などと合わせていることもあり、時間はかかっても全部食べてきてくれた児童もいました。 給食では、このようにその月にしか登場しない、旬の食べものを使ったおかずが登場します。旬の食べものの美味しさや季節を感じることも、日本に昔から伝わる大切な食文化であると考えます。 ご家庭でも旬の食べものや季節を感じる食べものについて、食事をされるときなどにお話されてみてはいかがでしょうか。 こどもの日の行事献立5月8日(金)の給食は「牛肉のちらしずし、五目汁、ちまき、牛乳」という組み合わせの「こどもの日の行事献立」でした。 学校のこどもの日の行事献立では、ちまきが必ず登場しています。 こどもの日に食べるものとしては、ちまきの他に柏もちがあります。 昔はちまきが関西で多く食べられ、柏もちが関東でよく食べられていた、という話があります。 学校の給食ではちまきが必ず登場します。2年生から6年生は毎年食べる機会があるのですが、1年生は初めてでした。質問してみたところ、ちまきを食べたことがある児童は約半数でした。 同じく柏もちについて質問すると、こちらは8割の児童が食べたことがある、との回答でした。 最近は物流も発達し、情報も早く伝わるご時世ですので、昔のような関東、関西の違いというのが少なくなりつつあるのかな、と感じることがあります。それでも、うどんのだしの色の違いやカレー、肉じゃがの牛肉と豚肉の違いなど、定番の東西の違いについてはまだまだ根強く残っているので、そういった関西独自の食文化も大事にしていきたいな、と思います。 4年生は社会見学でしたので、今年は食べられず、帰ってきたこどもたちから「食べたかった〜」という声も聞こえてきましたが、給食では来年まで待ってね、と答えました。 ちなみに牛肉のちらしずしも人気のある献立です。作り方もそれほど難しいものではありませんので、献立表を参考にご家庭でも作ってみられてはいかがでしょうか。 (ちなみにちまきや柏もちについて少し詳しい話を知りたい方は、昨年の5月の記事に載せていますので、よかったらバックナンバーをご覧ください) 4月15日の給食ビビンバは給食で人気の献立です。大体4月と11月あたりの春と秋の年2回、給食で登場します。 この春と秋で、ビビンバの具が少し違っているのをご存知でしょうか。 26年11月のビビンバでは、ひき肉のほか、だいこん、ほうれん草、もやし、にんじんが使われていました。 今回のビビンバでは、ひき肉とにんじんは変わりませんが、きゅうりと切り干し大根が使われています。 皆様のご家庭では、切り干し大根をどのような調理法で食べられているでしょうか。 切り干し大根には食物せんい、鉄、カルシウム、ビタミン類などが多く含まれ、児童に食べてほしい食材の1つです。給食では、ベーコンやにんじんと合わせたいため煮や、春のビビンバの具としても使われています。ビビンバの具として歯ざわりもよく、甘みも感じられ、今回も児童にとても好評でした。 切り干し大根といえば、定番の煮ものとして食べられることが多いかと思いますが、たまにはこのような食べ方はいかがでしょうか。 毎月お配りしている献立表には、その日の給食のおかずに使われている材料の分量も含め、作り方についても記載されていますので、よろしければご活用ください。 給食が始まりました!1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。また、2〜6年生のみなさんは1つずつ学年が上がりましたね。 4月9日から、早速、給食が始まりました。献立は「煮こみハンバーグ、豆乳コーンスープ、焼きじゃが、ライ麦パン、牛乳」でした。 小学校では、1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生、いわゆる低中高でパンの大きさがちがいます。 担任の先生用のパンは低学年用なので、特に5年生と6年生のところでは、その大きさの違いがよく分かります。 個人差がありますが、女子では小学校高学年から、男子では中学生の時期から成長期に入り、必要な栄養量が増加します。この時期の食事、運動、睡眠の質が身長の伸びや健康的な発育に影響するので、規則正しい生活と栄養のバランスのとれた食事を心がけてほしいと思います。 給食が始まりました!2 |
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