新献立 ヒラヤーチーヒラヤーチーは沖縄の言葉で、平焼きのことをさすそうです。沖縄風お好み焼きとも呼ばれています。 今回の給食では、にらともずくを小麦粉や卵を使って作った生地に加えて混ぜ、焼き物機で焼いたものでしたが、沖縄県ではおやつや台風で外に出られないときなどに作られるもので、具になるものはあるものを適当に加えて作るようです。 クレープのように薄めに焼き、しょうゆやソースなどをぬって食べるものなので、ご家庭でも簡単にできる料理です。沖縄では、にらの他に、ツナやコンビーフなどを具にするそうですが、よろしければ、ご家庭でもあり合わせのもので、一度作って見られてはいかがでしょうか。 七夕とそうめんについて(7月7日)7月7日といえば七夕です。七夕は正月(1月1日)等をはじめとする五節句の内の一つで、七夕の行事食といえばそうめんを食べる習慣があります。 これは、平安時代の書物に、小麦粉を材料に作る「索餅(さくべい)」が供え物の一つとして供えられていた、との記述や、また、七夕に索餅を食べると大病にならないといわれていた、との記述があることから、その時代から続いている風習であると考えられています。 その索餅が形を変え、今のそうめんやうどんになり、七夕にはそうめんが食べられるようになりました。 7月6日の給食では、そのそうめんに、切り口が星に見えるオクラなどを具にしたにゅうめんが登場しました。 今週は曇りがちで、7月7日には天の川がきれいに見られないかもしれませんが、代わりに天の川に見立てたそうめんに、星に見立てたオクラなどを添えたものを行事食で召し上がられてみてはいかがでしょうか。 |
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