2月21日 能楽発表会 その4 【4年生】まずは小鼓のグループからです。 「はい,Aチームさん,小鼓を持って!他のチームの人たちは扇子を持って! 扇子の持ち方は大丈夫?姿勢も気を付けて。」 久田先生の声を受けて,子どもたちは一所懸命に応えます。 子どもたちが発表しているとき,久田先生は舞台袖から温かく見守っておられました。 子どもたちが発表し終えて舞台袖に戻ってくると,次のグループへ鼓を渡します。 (忙しいなあ。でも,見に来てくれている人たちを待たせてはいけない。 急がないと!さあ,すぐに次の出番だ。) 子どもたちは,謡と小鼓の役を交代でして,3回の発表を終えました。 「良かったですよ。よく頑張りましたね。」 リハーサルから発表まで,引き締まった真剣な表情だった久田先生のお顔が,優しい笑顔に変わられます。 (力を出し切れた。良かったあ。) 子どもたちの表情も,安心したものに変わりました。 今までの中で一番良かったです。心,打たれました。 次は,仕舞のグループです。まず「高砂」の謡を謡いました。 練習していたとおり,大きな声を響かせ,元気よく「高砂」の謡を謡うことができていました。 その後,「玄象」の仕舞を一人ずつ舞いました。 |
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