3月20日 「水のゆくえ」≪理科≫ 【4年生】まず,前の単元の学習のことを思い出しました。 「水をあたためていくとどうなりますか?」 「湯気が出てくる!」 「そう。まだ熱し続けたら…」 「あわが出てきます!」 「ぐらぐら泡が出てくることを何というのかな?」 「ふっとう!」 「では,この泡の正体は?」 「水!」 「正確に言うと…何というのかな?」 「水蒸気!」 水を熱したら水蒸気になり,空気中に水が出ていくことを確認しました。 「では,空気中には水蒸気が含まれていることになりますね。では,この空気の中にある水蒸気を水に戻すには,どうしたらいいでしょうか?」 「…」 しばらく悩んでいた子どもたちですが, 「冷やしたらいい!」 という答えが返ってきました。 では,どうやって空気を冷やすかを問いかけたところ,空気を吐いて氷水に吹きかけるという意見が出ましたが,これではよくわかりません。 しばし沈黙した後, 「袋に空気をつめこんで,冷やせばいい。」 という意見が出ました。 「ふくろの内側に少し水てきがつくと思う。」 「ふくろに水がたまって,水てきもつくと思う。」 と,それぞれが予想したことを発表してから,実験スタート! 冷たい氷水で空気の入った袋を冷やします。 「冷たい〜!」 子どもたちがしばらく袋を氷水につけてみると,うっすらと内側が曇るのが確認できました。 水滴がつくまでには至りませんでしたが,氷水を入れた透明のプラスチックケースのまわりは,水滴がたくさんついていました。 空気には目に見えない水蒸気があって,空気が冷やされると,再び水の粒になることがわかりました。 |
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