4月16日 「植物の発芽と成長」≪理科≫ 【5年生】「植物は,どんなときに発芽するのかな?」 「発芽に必要な条件って何があると思いますか。」 そう問いかけてました。 「必要なものだけでなく,その理由も書いてください。」と言うと,すかさず 「え〜。」 と返ってきました。 「簡単に書けばいいんだよ。」 と,今までの経験をもとに何が必要か,根拠も含めて子どもたちに考えさせました。 机間指導していると, 「先生!こんなのでいいの?」 と質問してきます。 「いいですよ。」 「なんだ!」 と,必要なものはわかっていても,なぜ必要なのかをどう書けばよいのかわからなかったようです。 さて,発表タイム。 「植物も人間と同じで水分補給が必要だと思うので,水が必要だと思います。」 「植物も生きているから,空気が必要だと思います。」 「温度が高くなると,元気になるから,温度も必要だと思います。」 「太陽の光を浴びているから,日光も必要だと思います。」 「土がないとそだたないから,土が必要だと思います。」 と,次々に意見が出ました。みんなしっかり考えていましたね。 「しかし,実はこの中で,発芽には必要のないものがあるのです。それはわかるかな?」 と,問いかけると, 「土がなくても,発芽するので土は必要ありません。」 と答える子どもがいました。カイワレダイコンなどは,土がなくても育っていますね。 土の中に種子を植えたことを思い出した子どももいて, 「先生!そうしたら日光も必要ないと思います。」 と口々に発表していました。 その通り,種子の発芽には「水」「空気」「てき当な温度」のうちのどれかが関わっているというのがわかりました。 あす,条件制御をしながら実験していきますね。 |
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