今日は1・2時間目に、七輪体験をしました。
「うつりかわる道具とくらし」の学習中です。むかしの道具を使ってみる体験の一つとして、取り組みました。点火スイッチ一つ、通電ボタン一つで、熱が得られる現代の暮らしをさかのぼり、七輪で餅を焼いた、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもだったころの暮らしを体験してみようというものです。七輪を使って調理をしたことのある児童は居ませんでした。道具や使うものの説明を一通りしたら、まずはマッチの使い方です。そしていよいよ、点火へ。<なかなか火がつかず苦労する>といった経験もさせたかったのですが、限られた時間の中です、キャンプリーダーの経験を生かし「失敗しない木炭点火」を教えました。スムーズに火の手が上がっていきます。それでも、点火の仕方、送風、空気調整、木炭の位置替えのタイミング等々、たくさんの手間がかかって熱を得られるということが分かってもらえました。そうこうするうちに、いい火加減にいこった木炭。さっそく網の上に餅を並べ、焼き始めます。膨れ上がってくる餅に歓声をあげながら、砂糖醤油につけて、早速頬張ります。少々の焦げは愛嬌です。赤外線加熱された餅はとてもおいしかったそうで、もっと食べたかった、楽しかったという感想がたくさん聞かれました。