21日(金)、6年生は社会見学に行きました。目的地は難波宮跡、大阪文化財研究所、ピースおおさか、大阪歴史博物館です。古代から近代までを旅するような壮大な見学です。まず、難波宮跡では大極殿跡から大君になった気分であたりを見渡しました。7世紀に確かにここが都であった時期がありました。文化財研究所では、大阪で出土した土器などを洗って、番号をつけ、もとの形に復元している様子を見学しました。江戸時代の陶器のかけらをもとにして、復元作業の体験もさせてもらい、みんな真剣に取り組みました。ピースおおさかでは、15年戦争の中で主に大阪大空襲について、大きな爆弾や焼夷弾で炎上する大阪の町の様子を、実物資料や映画をもとに学びました。70年の年月を経て、風化しつつある戦争の記憶をしっかりと受け継いでいました。最後は歴史博物館で、1300年を駆け足で概観しました。博物館の地下には、難波宮の遺構があり、それを見学するツアーにも参加しました。120cmほど掘り下げたら、柱を立てた穴が出てきます。はるか古代のロマンに思いをはせた時間でした。