今日は、終業式。終業式では、校長先生から1学期がんばったことをほめていただいた後、「成せばなる。成さねばならぬ何事も。」という言葉が、子どもたちに贈られました。めあてを持って夏休みの一日一日を過ごすようお話がありました。その後、夏休みのくらしのお話もありましたが、子どもたちは暑い講堂の中にもかかわらず、最後までしっかり話が聞けていました。子どもたちが1学期を通して成長したことを実感できました。その後、各学級で友だちや担任の先生と一緒に学習しました。通知票を初めてもらった1年生。一人一人ていねいに声をかけてもらいながら、通知票を受け取っていました。どの顔も誇らしげでうれしそうでした。また、夏の宿題も配られ、計画を立てて学習を進めていくよう指導がありました。明日から始まる夏休みを前に、喜びに満ち溢れた子どもたちの顔。9月にまた元気な顔で会えるよう、家庭や地域で安全に過ごせるよう、保護者の方や地域の方、そして学校が協力して見守っていきたいと考えています。

　地域ごとに子どもたちが集まり、夏休みの生活、遊びや安全について話し合う、地域別児童会がありました。６年生の班長さんが１年生を迎えに行き、各教室で集合します。他の学年はそれぞれ各自で集まります。名簿で出席を確認するのも班長の大切な役割です。さすが６年生は、手順よく小さい学年の子たちの面倒を見ながら、話し合いを進めてくれています。自分たちの安全を確認した上で、各グループごとに集団下校をします。昭和町方面の子どもたちは、南門から下校します。班長さんを先頭に安全に気をつけて帰っていきます。明日も元気に登校してね！

　今日の栄養学習は、６年生でした。テーマは「噛むことの大切さ」です。古代の人や、戦国時代の武将、そして現代の私たちを比べると、食べるものが大きく変わっていく中で、食事にかかる時間も、そして噛む回数も大きく変化していることがわかります。特に噛む回数は、ずいぶんと減っているようです。栄養職員の先生が、噛むことの大切さをこんなふうに教えてくださいました。「ひみこのはがい〜ぜ！」。肥満を防ぐ、味覚が磨かれる、言葉の発音がよくなる、脳が発達する、歯が丈夫になる、癌を防ぐ、胃にやさしい、そして…」です。それぞれの頭の文字をつなげてくださいね。さて、ここで問題です。最後の「ぜ」は何でしょう？　正解は、何事も「全力」でできる！です。すばらしい授業、ありがとうございました。みんな、今日の給食、しっかり噛もうね。

　続きまして２時間目。２時間目は１・２年生です。まず、親子でリングを使ったリレー大会です。子どもさんの方が速くて、お家の方が必死について走っている、そんな姿も見られました。その後、ちょっと懐かしい（？）フォークダンスがありました。親子で手をつなぎ、ちょっと照れくさそうに、でも楽しそうに踊っている親子はみんなうれしそう。運動場に大きな円を作ってみんなで踊りました。お家の方は、ひょっとすると青春時代を思い出していたかもしれませんね。

　そして、３時間目は５・６年生です。初めに「玉入れ大会」です。童心に帰って、無心に玉を入れる保護者の皆さん。子どもたちより一生懸命です。さすがにお家の方々は上手に入れていきます。そして最後の種目は、「リレー大会」！　保護者の方と子どもたちが合同チームを作って、いざ勝負。まわりの応援も熱が入ります。「思ったようにスピードが出ないのはなぜ？」と思ったお家の方もいたことでしょう。みんなで盛り上がった親子スポーツとなりました。
　おいそがしい中、たくさんの保護者の方にお越しいただき、また参加もしていただけました。ご協力、本当にありがとうございました。明日は、ゆっくりお休みください。