一人はみんなのために

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5月1日 毎日新聞より 緊急事態を生きる
流 大さんラグビー日本代表SHの意見から

ラグビー界には「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という言葉があります。感染拡大防止のために「自粛」の連続で大変ですが、そうした思いやりは心の支えになります。今は、家にいましょう。命を守るために、一人一人の協力が求められています。
 2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本が初めて8強入りし、1月に開幕した国内のトップリーグも盛り上がっていただけに、シーズンが中止となり残念です。
 私は今、自宅でランニングやダンベルを使ったトレーニングなどをしています。ボールは扱えませんが、今できることを続けるのみです。
 プレーできない苦しみは、高校生ラガーマンも同じでしょう。春の全国選抜大会が中止となり、冬の全国大会(花園)を目指す選手、特に3年生は不安だと思います。今は我慢して、できることをやるしかありません。熱い思いや今の行動は、この先につながります。元気いっぱいに走り回れる日に向け、頑張ってください。
 W杯で感じた興奮を、ファンの皆さんに再び味わってもらえるようなプレーができる日を、心待ちにしています。それが、今の僕のモチベーションです。

 あのワールドカップ日本大会の興奮は今も忘れません。あの時、にわかフアンになって、応援をしました。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」今こそこの言葉を感じるときです。みんなで感染の拡大防止という大きな目標の達成をめざして、自分のできる努力をしましょう。

 学校が再開する時を、子どもたちとまた一緒に長吉東小学校を作る時を心待ちにして、今できることに全力を注ぎ、自分から動いていく、それが今の私たち学校のモチベーションです。
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