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「明治めいじん」 その7 解答編

水の都と呼ばれる大阪は、川を使って物を運ぶことで発展してきました。そして、それぞれの川には、「八百八橋(はっぴゃくやばし)」と呼ばれるように、大小さまざまな橋がかけられていました。大阪に住む人たちにとって、橋は身近なもので、いろいろな物語にも登場する、待ち合わせ場所になる、夕涼みの場所になるなど、さまざまな形で親しまれてきました。その結果、川が埋め立てられて無くなっても、橋の名前が今の大阪市内の地名や駅の名前に残っています。

ではその中から今でも残っている20以上の地名をあげてみます。

淀屋橋(よどやばし) 天満橋(てんまばし) 京橋(きょうばし) 天神橋(てんじんばし) 鶴橋(つるはし) 心斎橋(しんさいばし) 日本橋(にっぽんばし) 長堀橋(ながほりばし) 阿部野橋(あべのばし) 戎橋(えびすばし) 相合橋(あいあうばし) 高麗橋(こうらいばし) 信濃橋(しなのばし) 鶴見橋(つるみばし) 汐見橋(しおみばし) 土佐堀橋(とさぼりばし) 農人橋(のうにんばし) 肥後橋(ひごばし) 四ツ橋(よつばし) 深江橋(ふかえばし) 朝潮橋(あさしおばし) 緑橋(みどりばし) 西大橋(にしおおはし) 芦原橋(あしはらばし) など

20以上の橋の付く地名を見つけることができましたか? みなさんも同じものを書き出すことができていましたか? ここにあげていない橋も見つけていたかもしれませんね。
橋という地名が残っていても、必ず川を渡る橋があるわけではありません。橋のないところに橋の字が付いていることもめずらしくありません。
漢字で書いたり読めたりするようになると、街を歩いているときに、標しきや表示などを見ながら場所を把握できるようになるので、さらに街の様子をつかみやすくなります。
 
今の明治小学校の校区内にも立売堀川(いたちぼりがわ)、阿波堀川(あわぼりがわ)、薩摩堀川(さつまぼりがわ)、海部堀川(かいふぼりがわ)、京町堀川(きょうまちぼりがわ)といった川が流れていました。そこには、明治橋、永代橋(えいたいばし)といった橋がかかっていたということです。明治小学校の校名は、明治橋からとったとも言われています。今では、かつての川は埋め立てられ、川の跡も公園や道となっています。
下記の図や資料は、上が「西区の史跡を訪ねて」(大阪中部ライオンズクラブ発行)より、下が「明治 −わたしたちの学校と町−」(明治小学校地域教育会・同PTA発行)より、それぞれ引用したものです。参考にしてください。

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