がむしゃらに(4年道徳) (9月28日)
4年生の道徳の教科書に「がむしゃらに」というお話が載っています。
大相撲の元大関「魁皇」の現役時代のエピソードを取り上げ、「がむしゃらに」努力することの大切さを説いています。 「魁皇」は入門したての頃、毎日の稽古の厳しさにやる気を失い、「いつやめようか」ばかりを考えるようになり、ついに部屋から逃げ出してしまいます。しかし、部屋に戻ることとなり、そこで目にした光景が、アメリカ出身の「ヘンリー」が汗まみれになって稽古をしている姿でした。異国の地で、言葉や習慣など、さまざまな不安を抱えながらも、強くなりたい一心で全力で稽古に打ち込んでいる「ヘンリー」。その様子をみた、「魁皇」の目から、大粒の涙がこぼれました。 「おれは、いったい何をやっているんだ…」 そこから「魁皇」は見違えるように稽古に打ち込み、数々の記録を打ち立てていきます。 「魁皇」はインタビューで 「私は、目の前の目標に向かって、ただ、がむしゃらに相撲をとってきただけです」 と語っています。 子どもたちは、このお話を読んで、どんなことを感じたでしょうか。 |