運動場使えますか?大桐小学校では、「運動場で遊べません。」の目印に朝会台の上に超特大赤コーンが出されます。こんな天気の日には、子どもたちは、「赤コーンがなくなったかな?」と休み時間に廊下の窓からぴょこぴょこと顔を覗かせてコーンを確認しています。でも、大桐小学校の運動場の水はけはあまりよくありません。 ボールを小脇に抱えた高学年男子3人が、職員室に「運動場使えますか?」と聞きに来ました。「まだ、あかんわ。もうちょっと待って。」と言うと残念そうに帰っていきました。 運動場で遊ぶことに命をかけている子どもたちがたくさんいます。たとえ赤コーンが出ていても、「もしかしたらいけるんちゃうん?」という僅かな可能性に賭け、教室から階段を降りてわざわざ職員室まで来て教頭先生に「運動場使えますか?」と確認しに来る君たちの積極性は素晴らしいです。もし、通知表に「外遊び」という教科があれば、君たちはAAA(トリプルA)です。その熱意が学習に生かされることも期待しています。 【文責:阪口】 5月12日の給食
今日の献立は、
・コーンクリームシチュー ・キャベツときゅうりのサラダ ・かわちばんかん ・レーズンパン ・牛乳 「かわちばんかん」は、熊本市河内町で発見されたみかんの仲間で、あたたかいところで育ちます。5月頃に花が咲いて実ができますが、実が膨らんでから冬を越し、春から夏に収穫します。 5月11日の給食
今日の献立は、
・肉じゃが ・もやしのゆずの香あえ ・ごまかかいため ・ご飯 ・牛乳 「肉じゃが」は、牛肉、じゃがいもを主材に、糸こんにゃく、玉ねぎ、にんじんを使った毎回好評な定番の煮ものです。 「ごまかかいため」は、旬のタケノコをかつおぶし、いりごまとともに炒めた、ご飯がすすむ一品です。 5月10日の給食
今日の献立は、
・一口とんかつ ・ミネストローネ ・まめ昆布 ・おさつパン ・牛乳 「一口とんかつ」は、給食室で一つ一つ、衣をつけて揚げています。毎年、大好評の献立です。 いじめについて考える日大桐小学校では、1・2年は、「いじめには3つの立場があること」3・4年では「いじめが自然に解消しない理由」5・6年は、「SNSにおいて起こりやすいトラブル」についてそれぞれ学び、そこから全学年「いじめをしない・させないためにどうしたらよいかを考える」という実践的な学習をすすめています。 このHPにも、いじめ防止基本方針を掲載しています。 保護者の皆さまにもお願いがあります。いじめが発見されるきっかけが、保護者の「子どもの様子がいつもと違う」という気づきであることが多いです。もし、何か違和感を感じられたら学校に連絡してください。担任も意識して子どもをみることができます。学校もいじめアンケート等でいじめを小さな芽のうちに発見しようとしていますが、最近のいじめは、SNS等を使ったいわゆる「コニュニケーション操作系」のいじめが多く、担任が気づきにくくなっています。 いじめには、3つの立場があります。 いじめている子、いじめられている子、そのまわりの子です。いじめ防止にいちばん重要な役割を担うのは、担任とまわりの子です。 ほとんどの場合、ちょっとしたもめごとは、いじめに発展する前にまわりの子たちの「もう、やめとけや」「仲直りしたら」という働きかけで未然に終わります。 しかし、学級の中で言いたいことが言えない雰囲気だったり、スクールカーストができてきたりすると、集団心理として発言力の強い子やそのグループの意見にみんなが「NO」を言えなくなってきます。こうなると、もめごとはいじめに発展しやすくなります。したがって、学級の中で誰でも自由に意見が言える雰囲気が大切です。それは担任と子どもたちが協働で作っていくものです。 普段の授業の中でたくさん発言させ、教え合い・学び合う取り組みを続けて、学級の雰囲気を明るく柔らかく耕していきます。 失敗しても笑われず、フォローしあえる雰囲気。 違いを認め合える居心地の良さ。 いじめ防止は、学力向上の必要条件でもあります。 【文責:阪口】 |
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