今年度の修学旅行は、長崎県の壱岐島でした。
都会に暮らす生徒たちに少しでも自然を感じてもらうことが目的です。
1年生から系統だてた指導、体験となるように、2年生のころからこの修学旅行に向けて様々な準備を行ってきました。
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2年生の体育大会で、壱岐の島出身歌手による壱岐の島のご当地ソングを選び、創作ダンスを行いました。壱岐の島の名所や名物が入った歌詞に合わせて、ダンスの内容も工夫しました。
秋の文化祭では、壱岐の島のジオラマ模型を作ったり調べ学習を行いました。
2年生の3学期に入り、修学旅行の具体的な取り組みがスタートすると、今度は事前の平和学習にも力を入れました。
今回の修学旅行では、かつて日本陸軍の西日本最大の航空基地があった、大刀洗平和祈念館で学ぶことが決まっており、特攻隊のことをはじめ、世界の少年兵や地雷など戦争によって残る被害などについても深く学びました。
さらに、体育大会で踊った壱岐の島のダンスを、現地の砂浜で踊り、学年の思い出として残すプロジェクトもスタートさせました。
現地の観光課などと連携していく中で、実際にご当地ソングを歌っている歌手や島のダンスチームも参加することとなり、現地のテレビ局やラジオ局も取材に来るほどのイベントとなりました。修学旅行当日は、天気にも恵まれ、雲一つない青空の下、ダンスのコラボレーションで島の人たちと交流することもできました。
生徒たちにとって、絆を深め、思い出に残る旅となりました。
この経験を今後の活動にも生かしてほしいです。
すべては、最高の卒業式のために!