高知県学校訪問1.南海トラフ地震による甚大なる被害が予想される高知県の中学校の防災活動 の取り組みについて学習し、本校の防災教育に活かす。 2.防災教育を推進する中学校との意見交換や学校見学などの交流を図る。 最初の訪問先は高知県須崎市立南小中学校です。 学校のすぐ裏が太平洋側の野見湾に面しており、小中一貫9年間の系統だった防災教育について学んできます。 北津守小学校出前講座今回は11月7日・8日に鶴中でおこなった第3回避難所訓練合宿での学びを、小学生や地域の人たちに紹介しました。臼沢さんからのメッセージや合宿に参加した子防プロメンバーの想いを伝え、避難訓練には真剣に取り組むよう呼びかけました。 発表を行ったメンバーも、その後の避難訓練に参加しました。消防署による様々な体験や地域の防災リーダーによる避難訓練など、地域を巻き込んだ訓練に参加することで、中学生たちもリーダーとしての自覚が持てるようになったと思います。 2年生 職業体験学習卒業後の進路にむけて、地域のお店や施設を中心に『働く』ことを経験させていただきました。 ただ体験するのではなく、受け入れていただいた事業所の皆さんのためにも、 『それぞれの場所で輝こう!』 を目標に取り組みました。希望の場所にならなかったり、一人で体験することになった人もいましたが、参加した全員、今自分のできることを一生懸命頑張ってくれました。 たくさんの方々から「助かりました」「よくやってくれています」と温かい言葉をかけていただきました。 お忙しいにも関わらず、親身になって対応していただいた事業所の皆さん、本当にありがとうございました。 この貴重な経験を生かして、また来週から中学校生活に全力で取り組んでくれることを願っています。 第3回避難所訓練合宿今までで最も多い、全校生徒の2割以上にあたる38名が参加しました。 ガス・電気・水道のライフラインが停止したことを想定し、ランタンづくりや避難所設営、学校で育てた野菜などを使った炊き出し、夜の学習会や、体育館での就寝、そしてミーティングなど、本当に盛りだくさんの内容でした。 今回の大きな特徴は、今までの教職員が主導になっての活動ではなく、3年生のリーダーを中心に2グループにわかれ、準備・企画・役割分担・当日の行動・ミーティングまで全て自分たちが中心になって行えたことです。 たった1泊だけですが、防災の知識を学ぶだけでなく、普段当たり前のように過ごしている日々がいかに幸せかを改めて感じ、日常の見直しにもつながりました。 今回もう一つの特徴は前回からお世話になっている西成区役所、西成消防署、西成警察署の出前講座に加えて、はるばる岩手県から特別講師として 《おらが大槌夢広場》の代表理事である臼沢和行さん に来ていただきました。 昨年の夏、生徒会・子防プロの代表メンバーが岩手県を訪れ、臼沢さんのお話を聴かせていただきました。全校集会で参加者や映像などで臼沢さんのことをずっと紹介してきましたが、今回たっての希望で鶴見橋中学校に来ていただきました。 6限の全校集会での防災講話、合宿の見学、夜の学習会での講話、最後の2日目の最後のごあいさつと、お忙しい中本当に親身になって関わっていただきました。 実際に震災を経験された方の生の声を聴くことで、鶴見橋中学校全体にとって大きな学びとなりました。 保護者や地域の皆さん、転勤された先生方や卒業生の方にもたくさんお越しいただき、本当に実りある取組になりました。 この貴重な経験を生かして、今後も学校全体で何事にも真剣に取り組んでいきたいと思います。 参加された皆さん、本当にお疲れ様でした!! 詳しい活動内容はこちらをご覧ください。 ユネスコスクール全国大会 in 岡山ユネスコ担当の2名、避難所訓練合宿の2日目に参加できず残念でしたが、その分、本校の取り組みアピールと優秀実践校の発表から学びをもらってきました。 東北の学校を中心に全国的に防災活動に取り組んでいる学校が多くありましたが、生徒主体で幅広い活動をしている鶴見橋中の取り組みは他と比べても遜色ないと感じ、改めて臼沢さんから頂いた「他に真似できない素晴らしい活動」の言葉が蘇りました。 ユネスコスクールのテーマは【ESD】「持続可能な開発のための教育」 本校の取り組みが今後も受け継がれて、より良く発展していけるように学び、行動していきたいと思います。 |
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