ユネスコ・きずなプロジェクト(落書き消し活動)今月は7月24日(金)に地域の公園の落書き消しに行きました。 外にいるだけで汗が流れる炎天下の中で約一時間、一生懸命に落書きを消しました。 参加したメンバーは、軽い気持ちで柱に書かれた「大好き」などの落書きを消すためには大変な時間と労力が必要なことが分かり、自分の手でキレイにした公園は大事に使おうという愛着を感じてくれていました。 地域の方からは「ご苦労様、ありがとう」の言葉、警察の方からは冷たい飲み物の差し入れをいただき、爽やかな汗を流して心地良い時間を過ごすことができました。 参加したメンバーのみんな、暑い中お疲れ様でした! 西成警察署の皆さん、いつもご協力ありがとうございます! 第1回避難訓練 〜もしもに備えて〜今回は火災を想定した訓練でした。5月に結成した子ども防災プロジェクトチームは今年度、全校生徒の3割以上にあたる60名が参加しています。 今回その中から立候補を募って避難訓練のリーダーを決めました。各学年の代表メンバーが事前に何度も集まり準備をしました。 当日も事前の心構えや避難の誘導、防災に関するクイズや映像など、ただの訓練で終わるのではなく、今後いつ災害が起こっても対応できるように真剣に取り組みました。 昨年度は事前に準備を関わらず、当日の避難の時間が遅くなり、すごく悔しい思いをしました。今回そのこともあって5分の目標タイムを設定し、集会での啓発やリーダーでの練習を行いましたが、本番は目標を大幅に上回る3分40秒で集合完了でき、西成消防署の皆さんからもお褒めの言葉をいただきました。 消防署の方からは避難する時に 1、避難する時、人がいないかを確認して必ず扉を閉める 2、ハンカチを口にあて、煙より低い姿勢をとって避難する 3、逃げる時に人に知らせ、救助を呼びかける の3つのことを守ってほしいと教えていただきました。 今回避難の際も声を掛け合い、真剣に取り組むことができました。もし大きな災害が起こった時も、冷静に判断して迅速に行動できるようにしていきたいと思います。 校内研修会(防災教育)3年目の申請となった『がんばる先生支援』の取組の一環として、昨年度に引き続き、兵庫県立松陽高等学校の諏訪清二先生に特別講師としてお越しいただきました。 2002年4月の開設時より12年間、兵庫県立舞子高校環境防災科で科長を務められた諏訪先生は、防災教育に関する講話や普及に努められるだけでなく、インド洋大津波や四川大震災など、海外の被災地で心のケアのプロジェクトに参加され、東北をはじめとした国内の被災地でも生徒とともにボランティアに従事してこられました。 今回『ワークショップによる防災教育の考え方』として教職員だけでなく、子ども防災プロジェクトチームの各学年10名の代表生徒ともに合同研修を行いました。 「南海地震発生、その時あなたはどう動く?」というテーマで、学校や家・交通機関や観光スポットなど、あらゆる場所で災害が起こったことを想定して各グループでワークショップを行いました。学年・年齢関係なく同じ立場で『考える』『想定する』ことの大切さを学ぶとともに、あらゆる場面で行動できるように意識して取り組まないといけないと気づかされました。 その後グループで考えた意見を発表・共有するとともに、諏訪先生の方から各グループからの意見に対して的確にアドバイスを受けました。今回、このような機会を設けることで、学びをインプットするだけでなく『アウトプット』が大切だと改めて感じました。普段の防災の取組では学ぶことのできない貴重な教えを受けることが出来ました。 金曜日には火災を想定した避難訓練があります。今回参加した子防プロのメンバーが中心となって、真剣に取り組み、率先避難を心がけたいと思います。 |
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